という問いに対して私は長らく正解を出せないでいた。
スポーツにおける「マリーシア」を例えに出されると正直反論できないなと考えていた。
個々で違う価値観に依ってたつマナーを共通の規律とするのは無理な話であり、確固としてある明文化されたルールのみを基準とする方が公平かつ簡潔である。なので、私は「ルールの裏をかく」「悪用する」といった行為も悪いとは思わない。むしろ「その手があったか!」と上手くやった輩に感心するタイプである。「ゴール下でファウルもらいにいくなんてバスケットじゃ常識だぜ」.と牧紳一も言っている。
という考え方を持ちながら、MTGにおける時間稼ぎについては何故か不愉快さを感じていた。
MTGのルールにはあまり詳しくないが、時間稼ぎが違反行為と明記されていることは知っている。しかし故意かどうかなど傍からみて断定できないのだから、「故意と思われない程度に時間稼ぎする」ことは「ルールの裏をかく」ことではないのか。なのに何故自分はこの行為を容認できないのか?
といったことを割と長い間悩んでいたのだが、今日唐突にしっくりくる答えがpop upした。
まず「マリーシア」に例えるのが間違っていたのだ。
・サッカーやバスケットの様に専門の審判が常についていて、ルール違反かどうかの判断を全て審判に投げることができ、またそれが前提となっている競技
・競技者にルール順守の判断をある程度投げている競技
を混同してはいけなかったのだ。後者の例としては
・ゴルフの打数のカウント
・囲碁の整地
等がある。違反されるとゲームの根幹を揺るがす部分でありながら、第三者の判断に全てをゆだねるのが現実的には難しいので、プレイヤーの良識に委ねられている。これを守ることはゲームをする上での前提であり、できなければ成立しないのである。
もっとしょうもない例を挙げれば、かくれんぼで鬼が目をつぶるのと同じレベルの問題なのである。
「上手くやれば罰せられないから時間稼ぎをする」とドヤ顔でのたまう輩は、かくれんぼで指の隙間から覗き見をして、俺tueeをする子供と同レベルなのである。
とか思い至って一人で腑に落ちていたのですが、どうですかね。
どうやれば根絶できるか、はまた別な問題ですが。
スポーツにおける「マリーシア」を例えに出されると正直反論できないなと考えていた。
個々で違う価値観に依ってたつマナーを共通の規律とするのは無理な話であり、確固としてある明文化されたルールのみを基準とする方が公平かつ簡潔である。なので、私は「ルールの裏をかく」「悪用する」といった行為も悪いとは思わない。むしろ「その手があったか!」と上手くやった輩に感心するタイプである。「ゴール下でファウルもらいにいくなんてバスケットじゃ常識だぜ」.と牧紳一も言っている。
という考え方を持ちながら、MTGにおける時間稼ぎについては何故か不愉快さを感じていた。
MTGのルールにはあまり詳しくないが、時間稼ぎが違反行為と明記されていることは知っている。しかし故意かどうかなど傍からみて断定できないのだから、「故意と思われない程度に時間稼ぎする」ことは「ルールの裏をかく」ことではないのか。なのに何故自分はこの行為を容認できないのか?
といったことを割と長い間悩んでいたのだが、今日唐突にしっくりくる答えがpop upした。
まず「マリーシア」に例えるのが間違っていたのだ。
・サッカーやバスケットの様に専門の審判が常についていて、ルール違反かどうかの判断を全て審判に投げることができ、またそれが前提となっている競技
・競技者にルール順守の判断をある程度投げている競技
を混同してはいけなかったのだ。後者の例としては
・ゴルフの打数のカウント
・囲碁の整地
等がある。違反されるとゲームの根幹を揺るがす部分でありながら、第三者の判断に全てをゆだねるのが現実的には難しいので、プレイヤーの良識に委ねられている。これを守ることはゲームをする上での前提であり、できなければ成立しないのである。
もっとしょうもない例を挙げれば、かくれんぼで鬼が目をつぶるのと同じレベルの問題なのである。
「上手くやれば罰せられないから時間稼ぎをする」とドヤ顔でのたまう輩は、かくれんぼで指の隙間から覗き見をして、俺tueeをする子供と同レベルなのである。
とか思い至って一人で腑に落ちていたのですが、どうですかね。
どうやれば根絶できるか、はまた別な問題ですが。
コメント
指摘する側も無意識にやってるかもしれない、と思うでしょうし。
ただ、競技レベルの高い大会(PTQやそれ以上9なら、フォーマットに不慣れだから長考とか、考えるのに必要な時間は人それぞれ、みたいな温情論は言い訳にならないと思うので。
リアルマジックはこれからたくさん出ようって腹なので、理想論かもですが
デジタル時計を卓上に置いてチラ見するようにすれば、相手と自分双方の点検が一応は出来るかな、と感じてます。
リアルMTGで時間稼ぎが容認できない理由ですが
上で瀬畑太郎さんが言ってることが真実だと思います。
トーナメント運営はプレイヤーの協力が無いと成り立たないのですが
時間稼ぎという明確な利益の無い一人の行為にために
トーナメント参加者全員の時間が損なわれてはならない
特にGPなど千人超える規模であればなおさら厳しく取られますね
一人の勝手が千人の利益を奪うわけですから。
これが時間稼ぎが行われてはいけない理由です