接死とティムの組み合わせは他の環境でも見られるけど、緑やってての、DIIの接死+《狼狩りの矢筒/Wolfhunter’s Quiver(DKA)》はかなり強力。最近積極的に向かっている。

まず、パーツがどれも単体でデッキに入る強さがある。

《ケッシグの出家蜘蛛/Kessig Recluse(DKA)》は、最初タフ3が気になったけど、実際使ってみるとかなりがっちり。
《待ち伏せのバイパー/Ambush Viper(ISD)》は低マナでのビートダウンに傾倒してた頃は、すぐ相打ちとられるから微妙と思ってたけど、今はめっちゃ気に入ってる。2マナカウントできて大物と相打ちできる超優秀生物。ドレッジやってるときとても頼りになる。アグロなら《暗茂みの狼/Darkthicket Wolf(ISD)》とるけど、ドレッジや、ファッティに繋げるのを意識したデッキなら何枚でも欲しい。

どちらも緑でやや遅めのデッキを意識して作る際に重宝する。緑白やるときは、ある程度確保した2マナ2/2と、意識して集めた3マナ2/3でなんとか膠着させて安い4/4~に繋ぐ戦略が好きなんだけど、《狼狩りの矢筒/Wolfhunter’s Quiver(DKA)》はその作戦にしっくりくる。

《狼狩りの矢筒/Wolfhunter’s Quiver(DKA)》そのものは、最初は狼対策のカードで、普通に使うにはちと重いかなと思っていたけど、やはりティムは強かった。ファッティが多い緑には狼男対策、赤黒白青はタフ1の対象に困らない、と上手くかみ合っている。矢筒はほんと食わず嫌いで、試してもいなかったんだけど、

100tixチャレンジ3-6:8-4
http://motor.geocities.jp/cometec84/dii3-6.html
蜘蛛2連続ピックの後だとさすがに気づいた。これはやばいことになると…
さらにヴァイパーも2枚とれて、矢筒さえ引ければ確実に接死がいるありさまだった。
1Silver-Inlaid Dagger
1Wolfhunter’s Quiver
8Forest
2Mountain
6Plains
2Ambush Viper
1Dawntreader Elk
1Deranged Outcast
1Doomed Traveler
1Elder Cathar
1Gatstaf Shepherd
1Grizzled Outcasts
2Kessig Recluse
1Somberwald Dryad
1Thraben Sentry
1Tormented Pariah
1Ulvenwald Bear
1Village Bell-Ringer
1Villagers of Estwald
2Burning Oil
1Gavony Township
1Mulch
1Prey Upon
1Travel Preparations

このドラフトは準備ガヴォニーが遅い順番で取れたり、タッチした3色目(赤)が上手く機能したり、最近やりたいことが上手くはまったドラフトでもあった。たいていガヴォニー設置か接触矢筒が決まって3-0して、接死矢筒のこの環境での決まりやすさと強さに気づいた。

その後のドラフトでも意識はしてたんだけど、実際にまた決めれたのは12回目だった。

100チケチャレンジ3-12:8-4
http://motor.geocities.jp/cometec84/dii3-12.html
初手蜘蛛2手目3手目矢筒とやる気まんまんである。結局蜘蛛2ヴァイパー2矢筒2で、除去の薄い緑青の弱点をカバーした格好のデッキになった。
2Wolfhunter’s Quiver
1One-Eyed Scarecrow
8Forest
7Island
2Swamp
2Ambush Viper
1Armored Skaab
2Boneyard Wurm
1Headless Skaab
2Kessig Recluse
1Screeching Skaab
1Stitcher’s Apprentice
1Tower Geist
1Ulvenwald Bear
1Ulvenwald Mystics
2Sensory Deprivation
1Forbidden Alchemy
1Griptide
1Think Twice
1Caravan Vigil
1Spider Spawning
1Tracker’s Instincts

ドレッジ戦略が決まるか矢筒戦略がきまるかして3-0。

で、完全に矢筒は緑やるときの強力なオプションという認識がついた。今日やったドラフトでも決まった

100チケチャレンジ3-21:8-4
http://motor.geocities.jp/cometec84/dii3-21.html

初手矢筒。結局矢筒は1枚、付けたい対象は護衛ヴァイパだけだったけど。
2Blazing Torch
1Wolfhunter’s Quiver
1One-Eyed Scarecrow
10Forest
7Plains
1Ambush Viper
2Avacynian Priest
1Avacyn’s Pilgrim
1Essence of the Wild
1Fiend Hunter
1Gatstaf Shepherd
2Hollowhenge Beast
1Kindercatch
1Midnight Guard
1Scorned Villager
1Somberwald Spider
1Strangleroot Geist
1Ulvenwald Bear
1Villagers of Estwald
1Woodland Sleuth
1Ranger’s Guile
1Spare from Evil

接死矢筒決めたら青白が投了したり、6/6がにょきにょき生えたりして3-0.矢筒なくても好みのデッキ。緑白はかつては《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》に頼った、《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》から始まって軽いアタッカーでごりごりするデッキばっかり組んでたけど、マナ加速から安く取れる5/5とかに繋げる動きも強い。

例として3-0したデッキばかり上げてますが、実際は負けたデッキでも矢筒接死は取ってます。

コメント

prae
2012年4月9日17:59

《狼狩りの矢筒/Wolfhunter’s Quiver(DKA)》も《ケッシグの出家蜘蛛/Kessig Recluse(DKA)》も単体でかなり強いですね。この環境で押し切られるのって白青黒の飛行(タフネス1多し)か赤緑のファッティが多いので、両方有効と。
少し環境が遅くなって装備の遅さががそこまで(少しだけ)気にならなくなったのが大きいかもしれません。
《軽蔑された村人/Scorned Villager(DKA)》で1ターン早く装備できるのも緑にあったポイントですね。

きついデッキはマナ生物焼いてきたり、白のテンポ+《忌まわしきものの処刑者/Slayer of the Wicked(ISD)》辺りでごり押しされるデッキをどう対処するかと言うのが昨今の課題です。

ペンティーノ
2012年4月10日22:46

マナ加速が高速環境だと強いですね。

>きついデッキはマナ生物焼いてきたり、白のテンポ+《忌まわしきものの処刑者/Slayer of the Wicked(ISD)》辺りでごり押しされるデッキをどう対処するかと言うのが昨今の課題です。

これすごいわかります。僕もこの辺は気になっていて、除去によるテンポロスを防げる《レインジャーの悪知恵/Ranger’s Guile(ISD)》の「ジャイグロランク」を上げたり、《死せざる邪悪/Undying Evil(DKA)》があるだけでも黒と組む意味があるんじゃないか?とか考えちゃいます。

nophoto
Trish
2012年8月21日13:43

That’s a crackerjack answer to an interesting qesuiton

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