MTGとオカルト

2012年1月22日
漫画「咲」じゃないんだから、充分に数こなしたならキャラ付けのような確率の偏りなんて起こるわけない。

もしそう感じるのなら、理由は
1:データが充分じゃない
2:ちゃんと評価できてない
3:条件が違うものを比べてる
のどれかでは

人に対して確率の偏り(アイツは引き強いとか)を感じる理由は大体1でしょ
普通、同じ人のゲームなんてそんな大した数見ないんだから多少偏り感じたとしてもばらつきの範囲じゃないの

2としてバイアスがかかってちゃんと評価できてないか。ヒキ強いと一度思っちゃった相手がトップデッキしてるとこ見たらまたかーとか思って印象のこるでしょ、逆に平凡なドローで平凡に負けてたらなんとも思わないじゃん

自分に対して確率の偏り感じるなら、大してゲームこなしてないか、なんかMTG的に平均的プレイヤーから外れたことやってる(3)かのどっちかじゃないの

昔自分はデスカットが上手い(自分は特別相手のマリガン率が高い)と思っていた。でも実はなんてことはない、自分のマリガン基準が甘かったというだけの話さ。対戦相手がプランのあるなしまでしっかり考えて判断してるのに、とりあえず土地的に事故ってなきゃキープ(ドラフトならともかく構築で)とかやってたらそりゃ相手ばっかりマリガンするさ
初手がいつも悪いと嘆く人は、それは運が悪いのではなくて、キープ基準が平均より厳しいんだ。PVは自分はマリガンが平均よりずっと多くて、でもそれが勝ててる原因の一つだと言ってた。

(2)もよく起こる。今日は一刻館でドラフトして、赤子捉えが二枚も入った失敗気味の緑白デッキをくんだ。最終戦、緑マナがダブルシンボルまでしか揃わず、二枚とも手札で腐って負けた。延々と平地引いてたのに。ちょっと運が悪かったのは確かだが起こり得ないことではない、でも直接の敗因なので印象は強い。逆に相手がなんか運の悪い敗因があって、それに乗じて勝ててたとしても、対戦後相手が公開してくれないと分からなかったりする。逆にネガティブな人は運悪く負けたゲームよりも運よく勝てたゲームのが印象に残るかもしれない。そもそも、人によっては「イニストの緑白デッキなのに低マナによせられず、赤子捉えが二枚も入ったデッキを組んだ時点で負け」とか思う人もいるだろうし。そんな感じでなんか起きた時の捉えかたや記憶への残り方は人それぞれで、そのギャップが蓄積して、自分は引きが強いだの弱いだのの印象が作られるのでは。

プレイングや捉え方に個人差があると考える方が、確率に個人差があると考えるよりずっと現実的。






まあ、そんなの皆百も承知で、でも話のきっかけや冗談の類いで言ってるんでしょうけど。頭で分かっててもちくなんするし。わざわざこんなこと書くのは野暮なのかも。当たり前のこと(キリッ)て感じで書いちゃって、明日辺り後悔してる気がする(逃げ)



ちなみに今日のドラフトは1-2でした。



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