MTGについて
久しぶりの2連休なので今日はM12のスポイラみたりCFBの記事見たり、明日はM12のプレリ出たりしてマジック充。最近のMTGはφプレリ→名古屋サイドイベント→明日のプレリと月1系プレイヤ(なんだそりゃ)になりつつある。勝率上げるためにいろいろ頑張るのは好きなんだが、それができなくてもふらっと会場にいってパック剥いてデッキ作るだけでもめちゃくちゃ楽しめてしまう自分は、このゲームが根本的に好きで、恐らく完全に離れることはできないんだろうなと思う。MOやればいい話なのだが、ネットは自分にとって堕落の象徴なので現状自宅に回線引いていない。自制心が毛ほどもない自分とっては悪魔のツール、週末にネットカフェいって纏めてネットしてる。今まさにネカフェ
文法について
最近常々思っているのは、文法から英語読めるようになりたいということ。ネイティブじゃないから仕方ないけど、どうしてもまず単語の意味とってそこから英語読んでいる。
AがBしつつCのようなDをE的な動きでFした
とか言われも、日本語だとA~Fの意味が皆目わからんとしても取りえず文構造は一瞬で掴める。これが英語でも自然にできるかどうかが、未知の情報が多い英文をすらすら読めるかどうかにかかわってくるのだと思う。というのを研修で使ったホテルにあった、ケロロ軍曹3巻の軍曹さんの宇宙ジョークを読んでて思った。
ちょっと格式ばった言葉ばかり使った古い文章や、厨2的な言い回しばかりの文章、専門とは違う分野の文章が英語でもすらすらと読める、それくらいの読解力が欲しくて、そのためには文法がおかしいと違和感持つレベルで身につけなければいけないのかなと。
なので、4~5月はtoeicの文法関連の参考書買って勉強していた。文法は勉強してみると楽しくて、堅固確実なルールがどっしりと存在しているところが触れてて安心する。ディスコミュ気味の癖に、理系にしては対人能力を要求される(つってもどんな仕事もそうなのかな)職種についてしまい、日々気疲れして帰ってくる自分には、その様な世界に触れるのが癒しであった
翻訳について
今までかなり直訳に寄った文章を晒してきたけど、最近少し翻訳とはなんぞやについて考え始めた。
5度刻みの分度器と7度刻みの分度器があったとして26度を読むとして。ここでまず7度刻みの分度器で測る→その値を直近の5度刻みに置き換えるという操作をしたとすると、26を28と読んで28と直近の30と読んでしまう。最初から5度刻みで測ればより25度として測れたのに。
こんな感じのことが翻訳でも起きているんじゃないかなとか思った。5度が日本語、7度が英語、26度が書き手が本当に言いたいこと、みたいな。で、28度も25度も本当に書き手が言いたいことじゃないけど、それぞれの分度器だとその値を使うしかない。というのをCAD上の15度刻みで線引いたり物動かしたりできるツールを使っていて思った
前のPVの記事で「innovation」という単語を「創造性」と僕は訳した…これらの単語は直訳では繋がらない。強調しておきたいのは、別に意訳の妙とかそういう話をしたいわけではないということ。「創造性」という言葉がPVがここで言いたいことを的確に表しているとは思っていない。でも、もしPVが日本語ネイティブで、この記事を最初から日本語で書いていたとしたら、「創造性」とか「独創性」いう単語を使っていたのではとは思う。それらは日本語で、こういう文脈で、テンプレの様に使われる言葉だからだ。だからそう訳した。
単語を分度器の目盛で比喩ったけど、文章単位でみても、「日本語ならこういう文章自体作らないよー」というのがたまにある。言いたいことはわかる、意味はとれるんだけどどうしても自然な日本語にならないよーみたいなのが。
言葉は、自由になんでも表現できるように見えて、その実割とテンプレ的なものに支配されているのではと思う。こういう流れでこの単語や表現を使うのは自然じゃないな、みたいなルールがある。だから、そういう暗黙のルールが違う別な言語で書かれたものを日本語にしようとすると、簡単にはいかない部分がでてくるんだと思う。
人が頭で考えているのは刻み幅とかなにもないアナログな絵。言葉は床の上に敷き詰められているタイル。そのアナログな絵に近いものを、50×100のタイルの境界線に沿って書きなおす、その作業が文章にするということで、そこからさらに60×60のタイル上に書き直すのが翻訳なのでは…と天伏図書いてて思った
翻訳として読みやすいものとするにはちゃんと60×60のタイルに合わせなければならない。
今訳そうとしてるconleyの記事について
http://www.channelfireball.com/articles/breaking-through-innovation-is-underrated/
この記事に関わらずローグデッキ語る文脈だと必ず「brew」「brewer」って出てくるけどどう訳したものか。ビールとかを醸造するって意味が転じて策を弄する、陰謀をたくらむって意味もあって、それが独創的なデッキを使って大会で勝つこと、それをする人を意味しているのだけれど、簡潔で分かりやすくて日本語として自然な1単語でなんか表現できないものか。
それとは全く関係ないけど、CFBで一番英文難しく感じるのはこんりー
久しぶりの2連休なので今日はM12のスポイラみたりCFBの記事見たり、明日はM12のプレリ出たりしてマジック充。最近のMTGはφプレリ→名古屋サイドイベント→明日のプレリと月1系プレイヤ(なんだそりゃ)になりつつある。勝率上げるためにいろいろ頑張るのは好きなんだが、それができなくてもふらっと会場にいってパック剥いてデッキ作るだけでもめちゃくちゃ楽しめてしまう自分は、このゲームが根本的に好きで、恐らく完全に離れることはできないんだろうなと思う。MOやればいい話なのだが、ネットは自分にとって堕落の象徴なので現状自宅に回線引いていない。自制心が毛ほどもない自分とっては悪魔のツール、週末にネットカフェいって纏めてネットしてる。今まさにネカフェ
文法について
最近常々思っているのは、文法から英語読めるようになりたいということ。ネイティブじゃないから仕方ないけど、どうしてもまず単語の意味とってそこから英語読んでいる。
AがBしつつCのようなDをE的な動きでFした
とか言われも、日本語だとA~Fの意味が皆目わからんとしても取りえず文構造は一瞬で掴める。これが英語でも自然にできるかどうかが、未知の情報が多い英文をすらすら読めるかどうかにかかわってくるのだと思う。というのを研修で使ったホテルにあった、ケロロ軍曹3巻の軍曹さんの宇宙ジョークを読んでて思った。
ちょっと格式ばった言葉ばかり使った古い文章や、厨2的な言い回しばかりの文章、専門とは違う分野の文章が英語でもすらすらと読める、それくらいの読解力が欲しくて、そのためには文法がおかしいと違和感持つレベルで身につけなければいけないのかなと。
なので、4~5月はtoeicの文法関連の参考書買って勉強していた。文法は勉強してみると楽しくて、堅固確実なルールがどっしりと存在しているところが触れてて安心する。ディスコミュ気味の癖に、理系にしては対人能力を要求される(つってもどんな仕事もそうなのかな)職種についてしまい、日々気疲れして帰ってくる自分には、その様な世界に触れるのが癒しであった
翻訳について
今までかなり直訳に寄った文章を晒してきたけど、最近少し翻訳とはなんぞやについて考え始めた。
5度刻みの分度器と7度刻みの分度器があったとして26度を読むとして。ここでまず7度刻みの分度器で測る→その値を直近の5度刻みに置き換えるという操作をしたとすると、26を28と読んで28と直近の30と読んでしまう。最初から5度刻みで測ればより25度として測れたのに。
こんな感じのことが翻訳でも起きているんじゃないかなとか思った。5度が日本語、7度が英語、26度が書き手が本当に言いたいこと、みたいな。で、28度も25度も本当に書き手が言いたいことじゃないけど、それぞれの分度器だとその値を使うしかない。というのをCAD上の15度刻みで線引いたり物動かしたりできるツールを使っていて思った
前のPVの記事で「innovation」という単語を「創造性」と僕は訳した…これらの単語は直訳では繋がらない。強調しておきたいのは、別に意訳の妙とかそういう話をしたいわけではないということ。「創造性」という言葉がPVがここで言いたいことを的確に表しているとは思っていない。でも、もしPVが日本語ネイティブで、この記事を最初から日本語で書いていたとしたら、「創造性」とか「独創性」いう単語を使っていたのではとは思う。それらは日本語で、こういう文脈で、テンプレの様に使われる言葉だからだ。だからそう訳した。
単語を分度器の目盛で比喩ったけど、文章単位でみても、「日本語ならこういう文章自体作らないよー」というのがたまにある。言いたいことはわかる、意味はとれるんだけどどうしても自然な日本語にならないよーみたいなのが。
言葉は、自由になんでも表現できるように見えて、その実割とテンプレ的なものに支配されているのではと思う。こういう流れでこの単語や表現を使うのは自然じゃないな、みたいなルールがある。だから、そういう暗黙のルールが違う別な言語で書かれたものを日本語にしようとすると、簡単にはいかない部分がでてくるんだと思う。
人が頭で考えているのは刻み幅とかなにもないアナログな絵。言葉は床の上に敷き詰められているタイル。そのアナログな絵に近いものを、50×100のタイルの境界線に沿って書きなおす、その作業が文章にするということで、そこからさらに60×60のタイル上に書き直すのが翻訳なのでは…と天伏図書いてて思った
翻訳として読みやすいものとするにはちゃんと60×60のタイルに合わせなければならない。
今訳そうとしてるconleyの記事について
http://www.channelfireball.com/articles/breaking-through-innovation-is-underrated/
この記事に関わらずローグデッキ語る文脈だと必ず「brew」「brewer」って出てくるけどどう訳したものか。ビールとかを醸造するって意味が転じて策を弄する、陰謀をたくらむって意味もあって、それが独創的なデッキを使って大会で勝つこと、それをする人を意味しているのだけれど、簡潔で分かりやすくて日本語として自然な1単語でなんか表現できないものか。
それとは全く関係ないけど、CFBで一番英文難しく感じるのはこんりー
コメント
原文を読んだ時点で2割の情報を削り、日本語の文章として再構築する際にさらに2割の情報を削ったら、元の情報量の3分の2しか残らないじゃないか、と。
ですので、原文が回りくどい文章だったり、同義で別の単語をいくつも使われたりしていると訳し方を悩んでしまいます。
「brew」ですが、レガシー関連の文章でも使われています。「温めているデッキが十分にテストプレイされ、勝てるデッキであることは確信しているが未だトーナメントには持ち込まれていないため、世に出ていない」と言うような感じに受け取っています。
「煮詰められた」や「練り込まれた」が簡潔だと思いますが、「実際の大規模イベントでは未だ使用されていない」というニュアンスを含んでいると思うので、日本語にするとやはり回りくどくなってしまいそうです。
テンプレ化した文章構成をあぶりだすのは面白そうですが、普遍的なものより各個人の思考→言語化の分析をするのが面白いのではないかなと感じました。
「オシム語録」なんかは専属で四六時中翻訳者が張り付いていたからこそ、訳されても伝わった、面白かったんではないかと思いました。
>5度が日本語、7度が英語、26度が書き手が本当に言いたいこと、みたいな。
あー。分かるような気がします。対訳となる語はあるのにそれを使うと逆に原文の意味から遠ざかってるような……という話でしょうか。
翻訳に関しては、個人的には英語だけでなく日本語の力も足りてないのではないか、という悩みがあり、もっと色んな日本語の本を読んで表現の幅を広げられればそれだけ原文の意味に近付けやすくなるかも、と考えてます。
もっともこれはフレイバー重視な文章の話で、戦術記事となるとまた違った話なのかもしれませんね。雰囲気が伝わるかどうかより、いかに正確な情報(枚数の増減や、どっちのカードがより何に強いか、など)が伝わるかどうか、という話なので。
原文が回りくどい文章だったり、同義で別の単語をいくつも使われたりしていると訳し方を悩んでしまいます。
こういうときに、言葉の並び方を工夫しなきゃとか、そういうところに悩んでいると分度器やタイル張りのような妄想がでてきます。書いた本人の主張を落とさず伝えたいなら、不恰好でも直訳にしとけばよくて、それだと読みつらいけど間違いはない。漢文でレ点とか打つレベルの処理ですが、そこから文章にする作業はさらにその訳を読む人に任せればいいのかなとか思ったことも。
情報量と読みやすさ、さじ加減が難しいですね。
brewは参考になりました。これ書いた時点では、記事の内容に引っ張られてサプライズ的なニュアンスの方向ばかり考えていて、「よく練られた」みたいな意味があることを失念していたので助かりました。「謀」のじがあればそういうニュアンス込められるかな
>言葉の表すベン図がそもそも完全に一致することが他言語間であり得ないので、本当に意図することを知りたければ原文読むしかないっていうのが僕の印象でした。
そうなんですよね。自分が受けた印象や理解をダイレクトに伝えたいのですが、それと読みやすさ(日本のテンプレへの変換)を両立させるのが難しいです。
>テンプレ化した文章構成をあぶりだすのは面白そうですが、普遍的なものより各個人の思考→言語化の分析をするのが面白いのではないかなと感じました。
割と似たこと考えてました。MTG界で奇抜な言動でしられるAAさんとか、他の人が訳しても原文だれが書いたかわかるくらい特徴のあるPVさんとか、それぞれの使う言葉のテンプレが、その人の考えの特徴や深さを表してるのかなとか思ったりしたことも。頭いいからしゃべるのが上手いのか?使う言葉が緻密だから思考が整理されるのか?とかも考えてみると面白いです
>あー。分かるような気がします。対訳となる語はあるのにそれを使うと逆に原文の意味から遠ざかってるような……という話でしょうか。
そうですね、例えば最近は英単語を対応してない別の和製英語に置き換えることにも躊躇いがなくなりつつあります。
>翻訳に関しては、個人的には英語だけでなく日本語の力も足りてないのではないか、という悩みがあり、もっと色んな日本語の本を読んで表現の幅を広げられればそれだけ原文の意味に近付けやすくなるかも、と考えてます。
分かります。日本語力重要ですよね。もっとたくさんの語彙とそれを上手く使える技術がほしいです。あと、英語読んでその構文とか言葉の順番にひっぱられがちなのは改善したいですね。ちょっと語順変えるだけで意味を変えずに格段に読みやすくできますからね。