Mind Boggling Technology – Staying Two Steps Ahead
http://www.channelfireball.com/articles/mind-boggling-technology-staying-two-steps-ahead/
Posted by Kyle Boggemes
January 2, 2011
記事は表題の青コンミラーのプレイング解説+エクテンのデッキを個別解説
訳したのは前者だけ
以下本文
こんにちは。今日は青いコントロールデッキのミラーマッチにおいて何が鍵になるかについてと、僕のエクテン調整の近況について議論したいと思います。いつもの記事とはアプローチを変えてみました。というのも最近、僕はFacebookで「青いコントロールデッキ対決において覚えておくべき重要な事はなにか」をポストしてみたのです。そうしたら、僕より上手い人から沢山の回答をもらえたので、これを纏め上げれば面白いぞと考えたわけです。大体は既によく知っているものでしたが、これから絶対に覚えておこうと思う興味深い考えもいくつか学べました。
青いコントロールデッキがtier1に居るのは珍しいことではないので、そのミラーマッチは非常に重要です。もし青対決において満足できるプレイができるなら、デッキをより他のアーキタイプに強く作れるでしょう。僕は青対決にかなりに自信があるので、僕は自分のデッキのコントロールデッキ対策は少なくして、アグロやコンボによりスロットを割いています。
では、青コントロールのミラーマッチにおいて重要な要素をいくつか、以下に記します:
Ben Ashman
-対戦相手が使う脅威のコストは何マナか?
つまり相手のプレイするカードに注意しておけということで、これは非常に重要です。例として、4CCのキーカードについて考えてみると《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》があります。対戦相手がそれらをキャストできるか、できそうになったら注意してください。対戦相手の1UUが立っているときに《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》をケアして動く必要がないのは明らかですが、続くターンに《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》がプレイされる可能性は考慮する必要があります。また、対戦相手が6マナ寝かせているからといってこちらもタップアウトしてしまうと、続くターンに《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》を打たれて壊滅的な結果になるでしょう。一呼吸おいて対戦相手が続くターンに何ができるかについて、相手のマナベースから考えましょう。
Luis Scott-Vargas
- 攻防する価値のあるカードは何?
Carlos Romaoは2002年の世界選手権においてこの戦略を用いました。当時のサイカトグのミラーマッチにおいて一般的な戦い方はドロースペルを打ち消すことでした。そんな中、彼が採用した戦略は盤面に影響を及ぼし、勝ちに繋がるカードのみを打ち消すというものでした。CarlosはFact or Fiction やDeep Analysisといったカードはミラーマッチで重要ではないと判断し、それらのカードは通したのです(he left them alone)。このコンセプトは今も「打ち消すべき最も重要なカードはなにか、通しても問題のないカードはなにかを判別する」という形で使うことができます。どちらのデッキにも勝ちをもたらすカードはそう多くないので、ミラーマッチは特定のカードを中心に廻ります。
- 手札に打ち消し呪文が無くても、相手はその可能性を考慮している
打ち消された場合を考えて行動しなければならないので、打ち消し呪文を持っているというブラフはとても効果的な戦略です。1UUU を前にして《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》をブッパしても残念な結果が待っているだけでしょう。そうせざるを得ない場面もありますが、そういったプレイは大抵負けに繋がります。対戦相手がブラフをしていると思えることもありますが、断定するのは困難です。《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を持っているフリをするために《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》をキャストしないのは恐らく正しいプレイなのです。カウンターを持っているというシグナルを送る様なプレイを1ターンするだけで、相手はその可能性を考慮する様になるでしょう。引いてきた脅威をすぐさまブッパし続けるWafo-Tapaを見たことがありますか?あるいはdance aroundして相手の手札を読むそぶりを全く見せない彼のプレイを見たことがありますか(一部意味分からない、文法とれてない・原文:do you see him dance around and make sure to not give his opponent any value out of their cards)?
Greg Hatch
-対戦相手が呪文を打ってきた際に、適切な思考時間が取れる様、ターンを返す前に何を打ち消すか決めておけ
これは習得するのに時間がかかります。また、僕がやっていなかったことでもあります。これをstallingと混同しないでください、代わりに相手のターンでの思考時間が減るのですから。これをやるメリットは何がこちらの手札にあるかの迷彩となることです。対戦相手にはソーサリースピードの呪文で一杯になってしまっている様に思わせる一方で、実は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》と《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で何を打ち消そうか考えているわけです。直感的な戦略でないため、これをやっているプレイヤーはあまり多くありません。なので、この戦略は貴方に大きなアドバンテージをもたらすでしょう。
時間の管理は青コントロールのミラーマッチで非常に重要です。1マッチの時間はそんなに長くないので、何をするか決める時間もそんなにないのです。いくつかの単純なルールとfamiliarity(訳注:自身がミラーに精通してるという意味かな)によって、私は大抵のコントロールミラーを終了10分前くらいに終わらせます。
Adam Yurchick
-必然的に勝つデッキはどちらか見極めろ
これはデッキ構築時にさらに重要となりますが、ゲーム中でも用いることができます。長期戦で負けないコントロールデッキは他のタイプの青コントロールに有利がつくことがしばしばあります。Tron vs. NLBを例にとってみると、Tron側にはCounterbalanceで止められない長期戦用の脅威が大量に積まれています。Next Level Blue には高コストの脅威に対処する手段がないので、長期戦では常にTronに軍配が上がります。ある種のカードアドバンテージ・エンジンのようなものがあったなら、長期戦は貴方のものでしょう。ここ数年の青いデッキが「必然的に勝てるデッキ」でないことは確かですが、何か新しいエンジンが現れれば、それに対する備えが必要になるでしょう。
(長期戦で)必然的に勝てるデッキのもう1つの例はMystical Teachingをベースにしたデッキです。デッキ名となっているカードをフラッシュバックし続けることでより多くの同名のカードを手に入れられるからです。このデッキはコンスタントに更なるアドバンテージを稼ぐことができ、大量のマナが利用できる様になればゲームに勝つことができます。
Ari Lax
-ビートダウンを仕掛けるべき時と、仕掛けるべき側を理解しろ
青コンのミラーをプレイしていると、どちらがそのマッチでビートダウンするプレイヤーなのか明確になる場面が常にあります。フェアリーと青白コンや《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》デッキのマッチアップでは、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》がビートダウンは偉大なビートダウン手段となります。非常に分の悪いマッチアップなので、青白側がフェアリーを倒すには可能な限りアグレッシブに振舞うしかないのです。フェアリーは根本的に他の青コンに有利なカードを核として構成されているので、相手の土俵に引きずり込まれる前に勝負に行かなければならないのです。こういった理由があるので、僕が最近作った4CCのリストには常に《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が含まれています。4CCにとって不利なマッチアップはいくつかありますが、そういったデッキとの対戦で《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》は《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》よりずっといい仕事をするのです。
Travis Woo
-慎重に
最も重要なことなので最後にしました。コントロールミラーにおいて常に先に動いてしまう人は、対戦相手に対して馬鹿げた読みをしていなくても、それだけで負けてしまうことがしばしばあります。これはコントロールのミラーマッチにおいて最も重要なことなので、私は前の記事でも言及しました。先にジェイスをプレイしてしまうとそれは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》され、相手のターンにジェイスを置かれて負け、となるでしょう。
コントロールミラーにおいては2歩先じることが全てです(The control mirror is all about being two steps ahead of the game)。 2枚のアンタップ状態の土地を前にしてジェイスをプレイすることが殆ど考慮されないのは、それが負けに一番近づける手段だからです。青コンのミラーマッチにおいて同様のシナリオはどのフォーマットにおいても起きますが、役割を担うカードは変わります。エクステンデッドにおいては、1UUUを前にしてソーサリースピードの呪文をプレイしてはいけません。相手はその呪文をカウンターして、カードを1枚引いて、自分のターンに何しらを唱えることができるからです。これこそが、大多数の人がコントロールミラーが退屈だとみなしている理由で、またこういったこと(1UUUを前にした呪文のブッパ)が全く起らない理由なのです。
実際には、青コンミラーにおいてこれは頻繁に起りますが、それは私達が慣れたやり方ではありません (The reality is that a lot is occurring in the blue control mirror, but not in the way we are used to)。 例えば残酷コンを例にとると、脅威は《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でバックアップできるまでキャストを待った方がいいのです。相手も同じ呪文を使う事を想定しないといけないからです。また対戦相手は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》の様な別な打ち消し呪文も持っているので、それも考慮に入れなければなりません。簡単に言えばそれがこのマッチアップが非常に長くなる理由です。
結論
青コンミラーにおいては常に最悪のシナリオに備えるべきです。相手の手札の枚数・各ターンに使用可能なマナの総量をチェックすることでそのシナリオが分かります。対戦相手が貴方の呪文を打ち消せる状態なら、そうされると考えましょう。マッチアップで不利がついていたり、相手が長期戦で必ず勝てる構成だったりするならアグレッシブにプレイするべきです。手札を悟られないために、どのカードが貴方のゲームプランにとって脅威となるかキャストされる前に考えましょう。常に2歩先じた状態でゲームを進めるようにしましょう。because you don’t want to be left wondering how it went so far downhill in a single turn. こういったアドバイスを取り入れて練習を積めば、青コンのミラーマッチは今よりずっと簡単になるでしょう。
この後はエクステンデッドのTier1デッキの解説
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》は苦花でてると強いけど,それはもう勝ってる場だから3枚でいいとか
俺の彼女はアトランタでジャンド使うぜとか(そーいえばこの人前も彼女とプレミアイベント行くことアピールしてたな.ちくしょう)
あとここでもJB2002さんの青白コンが紹介されていたり
ちょと前の記事なので割愛
記事ここまで
――――――――――――――――――――――――――――――――――
修論が佳境に入ってるのに最近DN依存度が徐々に上がりつつあるのでちょっと距離置きます.別に訳する時間ぐらいはあるんだが,更新しちゃうとアクセス数とかコメとか気にしてついつい見ちゃうし,MTGの日記がDN上には山ほどあるから入り浸ってしまうんですよね.このメリハリの無さが今後生きてく上で1つ大きな課題だなーと思うけど今は距離置くという解決策しかとれない
というわけで2月中旬に復帰できればいいかなと
ではまたノシ
http://www.channelfireball.com/articles/mind-boggling-technology-staying-two-steps-ahead/
Posted by Kyle Boggemes
January 2, 2011
記事は表題の青コンミラーのプレイング解説+エクテンのデッキを個別解説
訳したのは前者だけ
以下本文
こんにちは。今日は青いコントロールデッキのミラーマッチにおいて何が鍵になるかについてと、僕のエクテン調整の近況について議論したいと思います。いつもの記事とはアプローチを変えてみました。というのも最近、僕はFacebookで「青いコントロールデッキ対決において覚えておくべき重要な事はなにか」をポストしてみたのです。そうしたら、僕より上手い人から沢山の回答をもらえたので、これを纏め上げれば面白いぞと考えたわけです。大体は既によく知っているものでしたが、これから絶対に覚えておこうと思う興味深い考えもいくつか学べました。
青いコントロールデッキがtier1に居るのは珍しいことではないので、そのミラーマッチは非常に重要です。もし青対決において満足できるプレイができるなら、デッキをより他のアーキタイプに強く作れるでしょう。僕は青対決にかなりに自信があるので、僕は自分のデッキのコントロールデッキ対策は少なくして、アグロやコンボによりスロットを割いています。
では、青コントロールのミラーマッチにおいて重要な要素をいくつか、以下に記します:
Ben Ashman
-対戦相手が使う脅威のコストは何マナか?
つまり相手のプレイするカードに注意しておけということで、これは非常に重要です。例として、4CCのキーカードについて考えてみると《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》、《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》があります。対戦相手がそれらをキャストできるか、できそうになったら注意してください。対戦相手の1UUが立っているときに《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》をケアして動く必要がないのは明らかですが、続くターンに《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》がプレイされる可能性は考慮する必要があります。また、対戦相手が6マナ寝かせているからといってこちらもタップアウトしてしまうと、続くターンに《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》を打たれて壊滅的な結果になるでしょう。一呼吸おいて対戦相手が続くターンに何ができるかについて、相手のマナベースから考えましょう。
Luis Scott-Vargas
- 攻防する価値のあるカードは何?
Carlos Romaoは2002年の世界選手権においてこの戦略を用いました。当時のサイカトグのミラーマッチにおいて一般的な戦い方はドロースペルを打ち消すことでした。そんな中、彼が採用した戦略は盤面に影響を及ぼし、勝ちに繋がるカードのみを打ち消すというものでした。CarlosはFact or Fiction やDeep Analysisといったカードはミラーマッチで重要ではないと判断し、それらのカードは通したのです(he left them alone)。このコンセプトは今も「打ち消すべき最も重要なカードはなにか、通しても問題のないカードはなにかを判別する」という形で使うことができます。どちらのデッキにも勝ちをもたらすカードはそう多くないので、ミラーマッチは特定のカードを中心に廻ります。
- 手札に打ち消し呪文が無くても、相手はその可能性を考慮している
打ち消された場合を考えて行動しなければならないので、打ち消し呪文を持っているというブラフはとても効果的な戦略です。1UUU を前にして《残酷な根本原理/Cruel Ultimatum(ALA)》をブッパしても残念な結果が待っているだけでしょう。そうせざるを得ない場面もありますが、そういったプレイは大抵負けに繋がります。対戦相手がブラフをしていると思えることもありますが、断定するのは困難です。《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》を持っているフリをするために《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》をキャストしないのは恐らく正しいプレイなのです。カウンターを持っているというシグナルを送る様なプレイを1ターンするだけで、相手はその可能性を考慮する様になるでしょう。引いてきた脅威をすぐさまブッパし続けるWafo-Tapaを見たことがありますか?あるいはdance aroundして相手の手札を読むそぶりを全く見せない彼のプレイを見たことがありますか(一部意味分からない、文法とれてない・原文:do you see him dance around and make sure to not give his opponent any value out of their cards)?
Greg Hatch
-対戦相手が呪文を打ってきた際に、適切な思考時間が取れる様、ターンを返す前に何を打ち消すか決めておけ
これは習得するのに時間がかかります。また、僕がやっていなかったことでもあります。これをstallingと混同しないでください、代わりに相手のターンでの思考時間が減るのですから。これをやるメリットは何がこちらの手札にあるかの迷彩となることです。対戦相手にはソーサリースピードの呪文で一杯になってしまっている様に思わせる一方で、実は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》と《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》で何を打ち消そうか考えているわけです。直感的な戦略でないため、これをやっているプレイヤーはあまり多くありません。なので、この戦略は貴方に大きなアドバンテージをもたらすでしょう。
時間の管理は青コントロールのミラーマッチで非常に重要です。1マッチの時間はそんなに長くないので、何をするか決める時間もそんなにないのです。いくつかの単純なルールとfamiliarity(訳注:自身がミラーに精通してるという意味かな)によって、私は大抵のコントロールミラーを終了10分前くらいに終わらせます。
Adam Yurchick
-必然的に勝つデッキはどちらか見極めろ
これはデッキ構築時にさらに重要となりますが、ゲーム中でも用いることができます。長期戦で負けないコントロールデッキは他のタイプの青コントロールに有利がつくことがしばしばあります。Tron vs. NLBを例にとってみると、Tron側にはCounterbalanceで止められない長期戦用の脅威が大量に積まれています。Next Level Blue には高コストの脅威に対処する手段がないので、長期戦では常にTronに軍配が上がります。ある種のカードアドバンテージ・エンジンのようなものがあったなら、長期戦は貴方のものでしょう。ここ数年の青いデッキが「必然的に勝てるデッキ」でないことは確かですが、何か新しいエンジンが現れれば、それに対する備えが必要になるでしょう。
(長期戦で)必然的に勝てるデッキのもう1つの例はMystical Teachingをベースにしたデッキです。デッキ名となっているカードをフラッシュバックし続けることでより多くの同名のカードを手に入れられるからです。このデッキはコンスタントに更なるアドバンテージを稼ぐことができ、大量のマナが利用できる様になればゲームに勝つことができます。
Ari Lax
-ビートダウンを仕掛けるべき時と、仕掛けるべき側を理解しろ
青コンのミラーをプレイしていると、どちらがそのマッチでビートダウンするプレイヤーなのか明確になる場面が常にあります。フェアリーと青白コンや《目覚ましヒバリ/Reveillark(MOR)》デッキのマッチアップでは、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》がビートダウンは偉大なビートダウン手段となります。非常に分の悪いマッチアップなので、青白側がフェアリーを倒すには可能な限りアグレッシブに振舞うしかないのです。フェアリーは根本的に他の青コンに有利なカードを核として構成されているので、相手の土俵に引きずり込まれる前に勝負に行かなければならないのです。こういった理由があるので、僕が最近作った4CCのリストには常に《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》が含まれています。4CCにとって不利なマッチアップはいくつかありますが、そういったデッキとの対戦で《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》は《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》よりずっといい仕事をするのです。
Travis Woo
-慎重に
最も重要なことなので最後にしました。コントロールミラーにおいて常に先に動いてしまう人は、対戦相手に対して馬鹿げた読みをしていなくても、それだけで負けてしまうことがしばしばあります。これはコントロールのミラーマッチにおいて最も重要なことなので、私は前の記事でも言及しました。先にジェイスをプレイしてしまうとそれは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》され、相手のターンにジェイスを置かれて負け、となるでしょう。
コントロールミラーにおいては2歩先じることが全てです(The control mirror is all about being two steps ahead of the game)。 2枚のアンタップ状態の土地を前にしてジェイスをプレイすることが殆ど考慮されないのは、それが負けに一番近づける手段だからです。青コンのミラーマッチにおいて同様のシナリオはどのフォーマットにおいても起きますが、役割を担うカードは変わります。エクステンデッドにおいては、1UUUを前にしてソーサリースピードの呪文をプレイしてはいけません。相手はその呪文をカウンターして、カードを1枚引いて、自分のターンに何しらを唱えることができるからです。これこそが、大多数の人がコントロールミラーが退屈だとみなしている理由で、またこういったこと(1UUUを前にした呪文のブッパ)が全く起らない理由なのです。
実際には、青コンミラーにおいてこれは頻繁に起りますが、それは私達が慣れたやり方ではありません (The reality is that a lot is occurring in the blue control mirror, but not in the way we are used to)。 例えば残酷コンを例にとると、脅威は《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》でバックアップできるまでキャストを待った方がいいのです。相手も同じ呪文を使う事を想定しないといけないからです。また対戦相手は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》の様な別な打ち消し呪文も持っているので、それも考慮に入れなければなりません。簡単に言えばそれがこのマッチアップが非常に長くなる理由です。
結論
青コンミラーにおいては常に最悪のシナリオに備えるべきです。相手の手札の枚数・各ターンに使用可能なマナの総量をチェックすることでそのシナリオが分かります。対戦相手が貴方の呪文を打ち消せる状態なら、そうされると考えましょう。マッチアップで不利がついていたり、相手が長期戦で必ず勝てる構成だったりするならアグレッシブにプレイするべきです。手札を悟られないために、どのカードが貴方のゲームプランにとって脅威となるかキャストされる前に考えましょう。常に2歩先じた状態でゲームを進めるようにしましょう。because you don’t want to be left wondering how it went so far downhill in a single turn. こういったアドバイスを取り入れて練習を積めば、青コンのミラーマッチは今よりずっと簡単になるでしょう。
この後はエクステンデッドのTier1デッキの解説
《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》は苦花でてると強いけど,それはもう勝ってる場だから3枚でいいとか
俺の彼女はアトランタでジャンド使うぜとか(そーいえばこの人前も彼女とプレミアイベント行くことアピールしてたな.ちくしょう)
あとここでもJB2002さんの青白コンが紹介されていたり
ちょと前の記事なので割愛
記事ここまで
――――――――――――――――――――――――――――――――――
修論が佳境に入ってるのに最近DN依存度が徐々に上がりつつあるのでちょっと距離置きます.別に訳する時間ぐらいはあるんだが,更新しちゃうとアクセス数とかコメとか気にしてついつい見ちゃうし,MTGの日記がDN上には山ほどあるから入り浸ってしまうんですよね.このメリハリの無さが今後生きてく上で1つ大きな課題だなーと思うけど今は距離置くという解決策しかとれない
というわけで2月中旬に復帰できればいいかなと
ではまたノシ
コメント
次の更新も楽しみにして待ってますね!
そのアイコンでそのセリフはなんかぐっときますね
その娘に声掛けてもらえたような気がしてドキドキ
お帰りをお待ちしております。
久しぶりにMOをやりまして、ドラフト記事にあった「恐竜」を試してみたところ上手く行きました。
感謝です。
修論大変とは思いますが、どうぞ体調にはお気を付け下さい……。
復帰される日を楽しみにしておりまする。
復帰されたときにはまたアドバイス等いただけたらと思います(他力本願ですが)。
それではまたの記事を楽しみにしてます。お体に気を付けてください。
や、こっそり見るくらいはすると思いますw
card of the dayは短いしちょうどいいかもw
bunさん
見ましたよ~マナマイアからの4マナが物凄く強いデッキでしたね。マナマイア→ファッティができる代償にデッキが薄くなりがちなアーキタイプですがアドもテンポもとりまくりでめちゃ強そうなでっきでした
祭谷さん
yes、がんばります。インフル等はマジ怖いですからね、そこもきっちりケアするつもりです。
こばたつさん
やり過ぎない程度にDN覗くつもりはあるので、こばたつさんの翻訳も楽しみにしてます。
そういえば、ドロップはパーマネント的なニュアンスがあるとか言ってしまいましたが、どうやらそのマナ域全般を指すみたいですね。すみませんでした。