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FFfreaky Friday – Espers and Omens
Posted by Brad Nelson
January 6, 2011

先週はエクテン調整の第1週目でしたが、大きな収穫はありませんでした。ドランと青白コンは、私が仮想敵としているデッキと同じレベルに達しているようには思えなかったのです。実際にそういったデッキと対戦しても勝率は50%を超えませんでした。ソリューションとなるデッキは何なのでしょうか?今週はこの環境の2つのベスト・デッキを紹介するとともに、なぜそれらが今の位置にいるのかについても説明しようと思います。

まず調整したデッキは《戦争門/Wargate(ARB)》/《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》デッキです。最初はGerryと75枚同じデッキを試そうと考えていましたが、MOのPTQでMichael Hetrickが一工夫加えたリスト を用いて戦っているのを見ました。一見、従来のヴァージョンにも見えましたが、彼は《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》をプレイしていたのです。これは非常に面白く見えたので、彼の思惑を是非知りたいと考えました。数ダースのマッチを経て、私のリストは以下の様になりました。

1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
2《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
3《思案/Ponder(LRW)》
4《探検/Explore(WWK)》
3《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
2《耕作/Cultivate(M11)》
4《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》
4《定業/Preordain(M11)》
4《戦争門/Wargate(ARB)》
4《島/Island》
1《つぶやき林/Murmuring Bosk(MOR)》
2《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
4《森/Forest》
1《平地/Plains》
4《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》
4《溢れかえる果樹園/Flooded Grove(EVE)》
1《ハリマーの深み/Halimar Depths(WWK)》
Sideboard
1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
2《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
2《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
1《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》
3《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》
4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》

Gerry のリストとの大きな違いは《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》の不在です。このデッキにおける白力線の重要性と目的は理解していますが、この手のカードをデッキに入れると大きな問題も生じます。まず第一の問題は初手をキープした時点でデッキに眠っている力線はほぼ無駄カードとなることです。大抵どの状況でも死に札となります。

このデッキが新鮮だった頃はこのカードは素晴らしいツールだったのですが、このデッキをいかに倒すについて他の側面からの研究が進んでいます。より多くのデッキが1枚目のヴァラクートを割るのに十分な数の土地破壊を積みはじめています。そういったデッキのクロックが十分に速ければ、それで必要な時間を稼がれてしまうのです。また、サイドボードに沢山のエンチャント破壊も積まれ初めています。こういった状況になると、力戦は無駄カードとなってしまうでしょう。

この様な状況においては、《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》は非常に有用なプランBとなりえます。緑タイタンはデッキ内の土地ならどんな組合せでも2つ持って現れるのです:マンランド、ヴァラクート、場合によっては《ハリマーの深み/Halimar Depths(WWK)》を持ってきてデッキを掘り進むこともできます。彼はファッティであると同時に場合によっては6マナの《風景の変容/Scapeshift(MOR)》でもあるのです。

こちらへの対策に対処する際に、追加の《思案/Ponder(LRW)》は大きな助けとなります。 単純に、(Omen+Valakutのコンボが決まって)クロックを掛けている場面で追加のOmenまたはValakutを探してこれることも非常に重要です。

マッチアップ
戦争門/前兆
ミラーマッチの1ゲーム目はとても奇妙な物になります。どちらのデッキも対戦相手に干渉する手段が乏しいのです。1ゲーム目においては《神聖の力線/Leyline of Sanctity(M11)》は非常に強力なカードとなります。これに対処できるカードは《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》しかなく、他の対処策としては《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》やマンランドでの攻撃しかないでしょう。コンボはかなり揃えやすく、相手を倒すのに数ターンしかかからないこともままあるので先手をとったプレイヤーはかなり有利になります。

私はこのマッチにおける《マナ漏出/Mana Leak(M11)》のプレイの仕方が未だに分かりません。どんな場合に温存するべきで、どんな場合に場の状態を推し進めべきなのかを知るのは非常に難しく感じられます。呪文を打ち消すたび、単に互いに何もしないターンが過ぎたような錯覚を覚えます。 《マナ漏出/Mana Leak(M11)》が明らかに強いシチュエーションはいくつかありますが、それを知るのと、それがいつ起きるのかを察知するにはこのマッチアップに対する深い理解と対戦相手の手札を読む敏感なセンスが必要となります。《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を構えるベストなタイミングは打ち消し合戦が始まらんという時、または相手が《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》を持っていなくて《戦争門/Wargate(ARB)》でそれをもってくるだろうと考えられる時です。

Sideboarding
-4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
-2《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》(後攻だと-1)
-1《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
-1《思案/Ponder(LRW)》
-1《戦争門/Wargate(ARB)》(後攻で)

《戦争門/Wargate(ARB)》を抜く唯一の理由は、大抵のプレイヤーは《マナ漏出/Mana Leak(M11)》を構えるので、後攻だと追加の《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》が非常に重要になるからです。

+2《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
+1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
+2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
+2《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
+1《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》

現状の《マナ漏出/Mana Leak(M11)》の信頼性を考えれば、これがサイドアウトできるのは嬉しいです。実は、対戦相手が《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をサイドアウトしなければ、それは大抵こちらの利となるのです。それにより相手はscrewing upする機会がより増えるでしょうし、ボードの展開がおろそかになるからです。

サイ後は互いにより効果的に干渉できる様になります。これにより、《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》に頼りきりな初手をマリガンするのがより重要になります。《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》とランプスペルをキープした場合、相手側はただ前兆を壊すだけでボードをコントロールできてしまうのです。

《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》は消耗戦に強い上に、単体でゲームに勝つ力があります。《戦争門/Wargate(ARB)》で《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》か《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》を少なくとも1枚探してこられる様にするのは非常に重要です。群れ魔道士は除去をケアしてもう1ターン待つ必要がありますが、 戦僧は5マナしかなくても相手の前兆を割ることができます。

《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》はこのマッチアップではかなり強力です。このカードがなぜ強くて、プレイされているかについては何度も話したことなのでご存知だと思います。

フェアリー
オーメンにとって最もきついマッチアップの1つです。こちらの立ち上がりを難しくする妨害カードが大量に積まれているからです。相手がタップアウトしているならいつでも《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》を出したいものですが、マナが起きてるときにブッパするべきではありません。他の呪文も唱えられるターンにプレイして、なにかしらを解決させることが重要です。

皆が知らないであろう事実として、《戦争門/Wargate(ARB)》が持ってこられるのは「X以下」のカードである、ということがあります。つまり、《戦争門/Wargate(ARB)》の点数で見たマナコストを相手が所持できるであろうフェアリーの数より大きくすることで、《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》をケアできるということです。私は《戦争門/Wargate(ARB)》で前兆を引っ張ってくるためだけにX=7とした事があります。

Sideboarding
-3《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》
-1《思案/Ponder(LRW)》
-1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》

+1《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
+2《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
+2《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》

《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》はこのマッチアップで劇的に効くカードという訳ではありませんが、フェアリーが《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》に対処するために《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》を積み始めている現状では非常にいいカードとなります。また、《苦花/Bitterblossom(MOR)》に対処できるのでフェアリーの攻勢を止めることができます。

フェアリーとのマッチアップは習熟するのが難しく、ただただテストを重ねる必要があるタイプのものです。常に機能する、頼れる戦略というものが現実的には無いのです。相手の手札は多種多様で、様々な方向からこのデッキに攻撃を仕掛けることができます。このマッチアップがどんな展開になるのかということと、個々の状況に対していかに対処するべきかを学ぶことが非常に重要です。Wargate/Omen デッキを大会に持ち込むことを真剣に考えているのなら、フェアリーとのテストプレイを100回近くこなすことを勧めます。

ジャンド
このマッチアップはこちらがどれだけ早く準備ができるかに掛かっています。こちらのコンボが揃うと、ジャンド側があなたを打ち倒すのはかなり難しくなるからです。ジャンド側の脅威を焼き尽くしてしまえば、相手は火力呪文を引き続ける以外に勝つ手段がなくなります。ダメージを計算することもかなり重要です。相手よりクロックが速ければそのまま勝ってしまえるからです。Omen側がトップデッキモードに追い込まれる事や、場を一層した後にドロー・ゴーモードとなるシチュエーションはかなり多いです。トップデッキ合戦になると勝つのは大抵Omen側です。

Sideboarding
-1《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》
-1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
-3 《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》 (I know these come out a great deal)

+4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
+1《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》

ジャンド側のサイドボーディングには様々なやり方があります。エンチャント破壊を多用する人もいますし、マナ基盤を妨害して速攻をしかける人もいます。序盤に相手のプランを判別できれば、本来勝てないゲームでも勝ちを拾えることがあります

こういった場合に、《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》は助けになります。土地やコンボパーツを手に入れる時間をかなり稼いでくれるからです。《戦争門/Wargate(ARB)》からのタイタンもまた強力な勝ち手段となります。FinksやOmenを持ってくる6/6にはジャンドは相当てこずるはずです。

圧殺されてしまうので、序盤になにもできない手札はキープするべきではありません。

赤単
Omenやフェアリーに勝てるので赤単は最近かなり人気が出てきています。先攻では最悪のマッチアップというわけではないですが、後攻だと殆ど勝つことができません。可能な限り速く場を平らにすることに努め、相手が追加の火力を引かない様祈りましょう。

Sideboarding
-4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
-1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》

+4《台所の嫌がらせ屋/Kitchen Finks(SHM)》
+1《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》

これらを抜くのは一般的なサイドボーディングではありませんが、私は気に入っています。《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》はこのマッチアップだと非常に遅く、キャントリップのついた《濃霧/Fog(M11)》になることも多いです。《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》は大抵の場合追加の前兆を壊して4点のライフを得ることになりますが、赤いデッキは時に《処罰の力線/Leyline of Punishment(M11)》をサイドインしてくることがあります。これはかなりフラストレーションの溜まるカードに成りえます。《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》で対処するのはベストな手段ではありませんが《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》よりはいいでしょう。

5cc
かなり楽なマッチアップです。こちらに干渉できる手段は多くなく、Omenを晒したいと思うまで仕掛けるタイミングを待つことができます。最適なターンにOmenを設置するだけでよいのです。

Sideboarding
-3《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》

+2《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
+1《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》

こちらを妨害してくる相手に対して、追加のタイタンはかなり強力です。タイタンと供に三人衆を入れるのは私のお気に入りの手で、よくやる手であると同時に大きな成功を収めてきた方法です。

Wargate/Omenデッキは今のメタゲームではかなり有利ですが、これからはどこに持ち込んでも深刻な対策をされるでしょう。

今週テストしたもう1つのデッキは本当に美しいデッキです。Josh Utter-Leyton はこのデッキにmind behindしており、それを使って私もテストしてみたのですが、非常に優秀なデッキでした。

4《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》
3《呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite(LRW)》
3《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》
4《苦花/Bitterblossom(MOR)》
4《エスパーの魔除け/Esper Charm(ALA)》
3《流刑への道/Path to Exile(CON)》
3《霧縛りの徒党/Mistbind Clique(LRW)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
2《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
4《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
1《沼/Swamp》
4《秘儀の聖域/Arcane Sanctum(ALA)》
4《人里離れた谷間/Secluded Glen(LRW)》
3《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
2《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit(WWK)》
4《変わり谷/Mutavault(MOR)》
1《平地/Plains》
3《秘教の門/Mystic Gate(SHM)》
1《沈んだ廃墟/Sunken Ruins(SHM)》
1《島/Island》
2《湿地の干潟/Marsh Flats(ZEN)》
Sideboard
3《見栄え損ない/Disfigure(ZEN)》
2《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》
1《否認/Negate(MOR)》
2《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
2《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
2《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M11)》
2《盲信的迫害/Zealous Persecution(ARB)》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique(MOR)》

エスパーフェアリーはスタンダードにおいても多少検討された(原文はbeing toyed、戯れに考察されたぐらいのニュアンスかな)デッキです。ミラーマッチ及び5色コンに対してかなりの有利をつけることを理念としていました。しかしスタンダードのローテーションの後には忘れ去られてしまったのです。Joshはこのデッキを再度検討し、この色故のより面白いツールを加えたのです。

私がこのデッキが大好きな理由は《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》が取れることにあります。このカードは序盤のクリーチャーを止めるのに役立ち、貴方の場を作る時間を与えてくれます。《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》は遅いデッキでかなりの仕事をするので、ここ数年の中でも私が特に好きなカードです。このデッキには《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》など必要ないのです!

このデッキの最も良いところはWargate/Omen及び他のフェアリーデッキに対して相当有利なところです。フェアリーデッキとしてのデッキパワーを保持しながら、相手のデッキの名を冠するエンチャントに対処する手段が非常に豊富に取れるのです。このデッキで何度もフェアリーと対戦しましたが、まだ負けた事がありません。これは非常に大きな利点です。

このデッキの唯一の欠点はマナベースです。ぱっと見少しラフですが、リストを眺めて受ける印象以上にいいマナベースである事は約束できます。しかしながら、GPで使うにはまだ十分練りこめていないなと考えています。エスパーフェアリーがこのフォーマットにおけるパワーハウスになるためには、もう少し愛ある調整が必要なのです。このデッキを試してみることを是非お勧めします。

Brad Nelson

コメント

ペンティーノ
2011年1月10日14:42

《不屈の自然/ Rampant Growth (M10)》がよく抜けて《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》がよく入るんですね

後者は相手がエンチャント破壊積んできてこそ役に立つからそうなるのですね。なんか新鮮なやり方に感じた

h.atsuki
2011年1月10日17:21

記事、大変参考になりました!翻訳ありがとうございます。
エスパーフェアリーですが、
4:聖なる力
3:人里離れた谷間
ではなく、

4:人里はなれた谷間
3:金属海の沿岸
ではないでしょうか。

細かいところではございますが、
聖なる力が日の目を見てびっくりしてしまったので。

ペンティーノ
2011年1月10日17:31

あ、本当だ。どこから《聖なる力/Holy Strength(M11)》が沸いて出てきたんだろう…
ご指摘ありがとうございます、修正しました。

re-giant
2011年1月10日20:15

長文のコメントなってしまいました。すいません。

その1

>ただ単に、追加の《虹色の前兆/Prismatic Omen(SHM)》と《溶鉄の尖峰、
>ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》を探してくることも、
>クロックが掛かってる場合に(when the clock is ticking down)致命的な

この場合の「Crucial」は【運命を左右する、非常に重要である】って意味かなと。
あと「able」が原文にあるので「探して来られること」かもしれません。
こんな感じ↓でしょうか? なおカッコ内は前後の文章から予想される補足。

>クロックが掛かってるとき(かつ対戦相手が対抗手段を握っているとき)に、
>追加の《虹色の前兆》や《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を探して来られるか
>どうかは非常に重要です。

その2

>It seems that every time you counter a spell
>you are just setting both players back a turn.

「互いに1ターン巻き戻されたような → 互いに1ターンを浪費したような」かなと。

>呪文を打ち消すたび、単に互いに何もしないターンが過ぎたような錯覚を覚えます

その3

>Omen側がトップデッキモードに追い込まれる事や、場を一層した後に
>ドロー・ゴーモードとなるシチュエーションはかなり多いです(原文は

原文と同じ意味になっているように感じました。問題ないと思います。

ペンティーノ
2011年1月10日20:43

お世話になります。

その1
最初読んだ際は意味が分からなかったのですが、これクロック掛けてる(Omenとヴァラクートがそろってる)のはこちら側ですね。コンボの速度(クロック)を速めるために追加のomenまたはヴァラクートを持ってこれるのが重要だということですね。Ponderの役割は対処策を持ってこれるだけじゃなくて、単純にコンボのクロックを速めることができて、それはCrucialです、という文でしょうか。

その2
なるほど、この解釈には至れませんでした。とても合点がいきます。

その3
risk forに馴染みがなく、ちょっと不安だったのです。


今回もありがとうございました。



nophoto
高潮の
2011年1月11日0:34

毎度楽しみに拝読しています。

:teched out list
「tech」が所謂「シークレットテック」的なニュアンスを持つようなので、
:ひと味違ったリストで
ぐらいでしょうか。

:Pridemage takes another turn because of fear of being killed
:《群れ魔導士》の場合は除去されるリスクも考えるともう1マナ多くかかってしまいます。
だと思います。ここではあくまで《戦争門》経由の話なので、先置き云々は関係ないのではないでしょうか。「起動のマナも出せる状況でサーチしたい」=「もう1マナ」→「もう1ターン(another turn)」。

:Just learning how the matchup works is very important and how to deal with each situation.
:このマッチアップがどんな展開になるのかということと、個々の状況に対していかに対処するべきかということを学ぶことが非常に重要です。
文字通りの構文だとこうはならないのですが、important までで一文の心算で書いてから後半を足したのかな、という気がします。ここは微妙に自信ありません。

:Finding out early can help you win a game you had no business winning
:序盤に相手のプランを判別できると、本来勝ち目のなかった筈のゲームをものにできることがあります。
have no business ...ing で「... する権利がない」だそうですので。


追記:文字列入力で引っかかってしまいました(二度目)。地味にへこみますねこれ。

ペンティーノ
2011年1月11日1:01

お世話になります。

>teched out list
なるほど、前後とも合いますね。

>pridemage
because以下が、誰がkillされるのか分からなくて独自解釈してしまいました。turnは単数ですしね。確かに戦争門の話で先置きが出てくるのは不自然ですよね。

>just learning:...
>文字通りの構文だとこうはならないのですが、important までで一文の心算で書いてから後半を足したのかな、という気がします。ここは微妙に自信ありません。

こういう判断ができるようになりたいです。原文の構文が正しいとは限らないのが悩ましいですね。

>Finding out...
やっぱそうですよね!僕もそうかなと思ったのですが自信がもてませんでした。


助かります、今回もありがとうございました。


ペンティーノ
2011年1月11日1:11

虫食いだらけだった文章が埋まりました^^
まじでありがたいっす>re-giantさん、高潮のさん

みそ@生きてる
みそ@生きてる
2011年1月11日8:21

いつも見させてもらってます。
今回のは特に翻訳を読みたかった記事なので、ものすごい勢いで飛んできました!
リンクさせていただきます。

GALDE
GALDE
2011年1月11日16:24

いつも翻訳ありがとうございます!エクテンの変わったテクを知ることが出来て大変参考になりました。

あと、勝手ながらリンクさせていただきました。今後も楽しみにしています。

ペンティーノ
2011年1月11日20:24

>みそさん
実は僕もみそさんの日記はよく見させてもらっています。お話がとても面白いので。
エスパーフェアリー廻していると書かれていたので、訳したの気付いてくれるかなーとかちょっと思っていました。
こちらもリンクさせていただきます、宜しくお願いします。

GALDEさん
今回はOmenのメイン緑タイタン・サイド白タイタン、エスパーフェアリーと面白いテクが多くていい記事ですよね。

相互させていただきます、宜しくお願いします。

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