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Getting Nassty – Standard Elves

Posted by Matt Nass

December 14, 2010

ここ2週間、MODOに熱を上げています。 1日中プレイしているわけではないですが、たいてい一日数時間はプレイしています。スタンダードとブロック構築についてのテストプレイを繰り返していました。その間現実のトーナメントについては頭にありませんが、単純に楽しみたいのと、それとこのシーズンとGPアトランタの間に勘を鈍らせないためにプレイしています。ブロック構築においては《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》を入れた多様な赤いデッキが主に好きです。スタンダードにおいては好みのデッキを見つけられませんでした。まず従来のデッキを一通りプレイして、その後に「ソウルシスターズ」の様なもっと面白いデッキを試してみることにしました。そうしたら、すぐさま旧友に出会えたのです:エルフ達に。

以下が私が今プレイしているリストです:
4《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZEN)》
17《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》
4《東屋のエルフ/Arbor Elf(WWK)》
4《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》
4《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
4《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》
4《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》
1《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》
4《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》
4《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》
2《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》

Sideboard:
Blanksville(訳注:?)

まずはこのリストからテストを始めました。デッキを作るのに、もっとも明確な方法だと感じたからです。多くの人と違い、私がデッキのテストを始める時は4枚積みを沢山含んだデッキを好みます。それぞれのカードの動きをしっかり理解するまで、私は4枚積んだままにする傾向があります。

《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》が入っていないのはただ単に持っていなかったからです。このデッキをよく理解して、好きになるまで買いたくなかったのです。同じ理由で、サイドボードに15枚のカードも投げっぱなしにしています。

このデッキの一番の特徴はとてつもなく速いということです。このデッキは様々なドローで妨害されない4ターンキルを決めることができるのです。以下に基本的な4ターンキルを構成するドローを示します:

1) 1ターン目《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》または《東屋のエルフ/Arbor Elf(WWK)》、2ターン目《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》、3ターン目手札のエルフ達と2体目のロード(《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》、2体目の《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》、または《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》)を召還。
2) 《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》+《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》。不確かですが、この2枚があれば大抵は4ターンキルができます。《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》でマナクリーチャーを皆起こせばエズーリの踏み荒らし能力が使えるからです。
3)3ターン目《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》、4ターン目に踏み荒らし。単純ですが効果的です。踏み荒らしを打つターンに速攻持ちの《復讐蔦/Vengevine(ROE)》でダメージを増やすこともできます。

以下に示すのはとりわけ強力な4ターンキルのスクリーンショットです。このゲームでは、2ターン目に《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》、3ターン目に小さなエルフ(複数の《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》を含む)を何体かだして、大ドルイドのマナからエズーリを召還しました。で、次のターンに6体かそこらのクリーチャーでアタックして、エズーリの踏み荒らし能力を2回起動し、対戦相手に37点ものダメージを与えたのです。

スクリーンショット:
http://www.channelfireball.com/wp-content/uploads/2010/12/turn-4-50-damage-elves.png

上記のカテゴリーに当てはまらない場合も、大抵のドローにおいてはプレッシャーをかけることができ、5ターン目かそこらには勝ってしまいます。このデッキのスピード故に、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》をもしMODOで持っていたとしてももうメインデッキには入れないと思います。碑は5マナかかるのに、修正は+1/+1だけです。もちろん飛行は場が硬直した場合に有用ですが、《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》の方gブロッカーを蹴散らす手段としてずっと優れていると考えています。といっても《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》はランプ系デッキには依然強力で、サイドボードに数枚のスロットを割く価値があります。しかし、メインには入らないと考えています。

1枚刺しの《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》はとても弱く、これは抜く必要があります。《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》でこれを探したいとは一度も思いませんでしたし、引いてきたいと思うこともありませんでした。

《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》は恐らくこのデッキでベストなカードです。信じられないほど強力なマナの投入先というだけでなく、《審判の日/Day of Judgment(M11)》や《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》から仲間を守ることができます。残念ながら、《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》には “再生できない”とあるので青黒コントロールと対戦する際は注意が必要です。

《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》は驚くほど強力で、爆発的な配牌を沢山作ってくれます。Craig Wescoeが最初にこのカードの採用を提案したのですが、最初はとても微妙に思えました。しかし1マナ以上作れるマナ能力が場にあれば、《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》は《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》より強力なカードとなります。

《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》はエルフデッキに出たり入ったりしているカードですが、これに4枚積む価値を見出している人は非常にすくないです。《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》はとても多彩なクリーチャーで、普通のロードとしても、鬼回りした際に使う1/1の平エルフとしても、強力なマナの投入先としても使えます。また、《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZEN)》とのシナジーも見逃せない点です。

《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》はこのデッキにおいて、面白いカードです。大抵のゲームでこのカードは3ターン目にプレイでき、4ターン目に踏み荒らしで対戦相手を倒すことができます。また、ガラクは《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZEN)》とも強力なシナジーを形成します。出したビーストトークンを強化できるというだけでなく、ガラクでオラン=リーフをアンタップすることで、他のクリーチャーを強化することができます。アップデート後の綿塩デッキにはガラクが確実に3枚か4枚入るでしょう。

このデッキが上手く動かない場合でも、《復讐蔦/Vengevine(ROE)》と《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》のエンジンがあります。《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》や《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》の様なカードは入っていないので、このデッキは「復讐蔦」デッキとしてベストなわけではありませんが、軽いクリーチャーが大量に入っているので蔦の能力をトリガーできます。大抵の場合、蔦シャーマンはメインのプランとはなりませんが、シャーマンが生き延びればこの強力なプランBを取ることができます。コントロール相手には特に強いです。

もう1つ気づいた点としては、プレイしていて土地が非常に多く感じられることです。21枚という枚数はとても多いとはいえないのですが、このデッキは土地でないパーマネントのうち半分がマナを生産できる上に、信じられないほどマナカーブが低いのです。このデッキでは土地が4枚のハンドよりも1枚のハンドをキープしたいです。

マリガンについて言えば、積極的にやるべきです。上で暗に示しましたが、このデッキは4枚かそれ以上の土地が初手に来たら基本的にマリガンします。加えて、マナの投資先(ガラクやエズーリ、シャーマン、戦呼びなどのことです)のないハンドは、マナカーブがアグレッシブに描けても絶対にマリガンします。例えば、《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZEN)》と2枚の《森/Forest》、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》、《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》、《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》、《東屋のエルフ/Arbor Elf(WWK)》というハンドも一見堅実に見えますがマリガンします。このハンドはとても貧弱で、大ドルイドを狙う《稲妻/Lightning Bolt(M11)》の様なカードに驚くほど弱いのです。

このデッキの動きについてご理解いただけたと思うので、次はこう組むだろうというリストを以下に示します:
4《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZEN)》
14《森/Forest》
4《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》
4《東屋のエルフ/Arbor Elf(WWK)》
4《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》
4《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
4《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》
4《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》
4《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》
4《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》
1《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental(WWK)》
1《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》

Sideboard:
3《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》
1《タジュールの保護者/Tajuru Preserver(ROE)》
4《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
3《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》
4《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》

かなり引き締まったリストになったと感じています。先に述べたように、初手のキープにおいて最も問題となるのはマナフラッド(4枚以上の土地)と、マナのつぎ込み先の欠如です。2枚のガラクと、1枚の《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental(WWK)》と《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》を3枚の土地と《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》の代わりに投入しました。これによって以前よりガス欠に陥らなくなりました。加えて、《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental(WWK)》の投入は《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》をよりマナフラッドに強くしました。以前は《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》と《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》しか引っ張ってこれず、それがあまり効果的でない場面もあったからです。《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》はシャーマンで引っ張ってきて、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》や《肉体と精神の剣/Sword of Body and Mind(SOM)》、《聖なる秘宝の探索/Quest for the Holy Relic(ZEN)》や《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》を壊すことができます。

Matchups:

ヴァラクートはスタンダードにおける明確な仮想的です。《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》がまだ入らない1戦目においては、驚異的な速度を誇るエルフがかなり有利です。彼らの持つ最善の対処策は恐らく《稲妻/Lightning Bolt(M11)》でしょうが、このデッキはそれをケアしてプレイすることで、《稲妻/Lightning Bolt(M11)》があってもしばしばダメージレースを制することができます。エルドラージとのマッチアップもヴァラクートと似ていますが、《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》がない分より組みし易いです。エルドラージ・ランプを相手に《全ては塵/All Is Dust(ROE)》をケアするなら《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》で《タジュールの保護者/Tajuru Preserver(ROE)》を引っ張ってきましょう。

Sideboarding: -3《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》+ 3《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》

《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》をサイドインすることで《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》や《カルニの庭/Khalni Garden(WWK)》のトークン、《ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar(WWK)》を超えて攻撃できるようになります。《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》を抜く理由は、このカードは過剰に横に並べた場合にのみ強いカードで、そういうプレイは《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を持つ相手にしたくないからです。サイドボード後に、相手が《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を引いてないことにかけてプレイせざるを得ないこともままあります。もし手札が《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》に対して非常に弱い場合は、そんなカードなどないと思って愚直にビートダウンしましょう。

青黒コンとの1ゲーム目もかなり有利です。彼らのデッキの《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》の枚数は0枚か1枚の場合が多く、その1枚を引かれなければ早々にビートダウンできるでしょう。大量に展開することを恐れないでください。

Sideboarding: -1《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》-2《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》+3《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》

サイドボード後は《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》が《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》対策となりますし、《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》の上から殴れるようになります。相手の《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》は大抵3枚まで増えているのでこのカードにより注意してください。そうそう、《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》では消耗を防げないことも忘れないでくださいね。

青白コンとのマッチアップは青黒コンの場合と非常に似ています。青白コンには《審判の日/Day of Judgment(M11)》がメインに入っていますが、幸運なことにこのカードは《神の怒りWrath of God》と違い再生が許されます。なので、エズーリが支配的な脅威となるでしょう。白マナがたっている時は多少のダメージしか与えられないなら、攻撃すべきではないでしょう。少量のダメージを与えても勝敗には殆ど関係がなく、一方で《糾弾/Condemn(M11)》による損失はとても大きいからです。

Sideboarding: -1《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》+1《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》

マッチアップはサイドボード前後でさして変わりません。

白単クエストとのマッチアップは単純なダメージレースとなります。幸運なことに、こちらのメインデッキには《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》が入っており、相手のプランを挫くことができます。

Sideboarding: -4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》+ 4《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》

《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》の追加が意味するところは、サイドボーディング後は常に《アージェンタムの鎧/Argentum Armor(SOM)》への回答が必要になるということです。相手のデッキがこちらとダメージレースをするにはこれが不可欠なので、サイドボード後は大体勝つことができます。

2種類の吸血鬼デッキを相手にした場合、あなたはコントロールとして振舞うことになります。《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》は2回キックしてエルフを3/3にできるまで温存するべきです。3/3/となれば対戦相手のクリーチャーすべてのサイズを上回ることができ、《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》でしゃくられるのも防げるようになります。《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》は踏み荒らしによる脅威を演出するよりもビーストトークンを作った方がいいでしょう。

Sideboarding -4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》-2《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》-1 《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》 +4《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》 +3《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》

ヴァンパイアは《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》を突破できません。2/3を無限に生み出せる上に、《カラストリアの貴人/Kalastria Highborn(WWK)》の射程範囲から逃れるのも容易です。

エルフはとても面白いデッキであり、今のスタンダードではかなりよい選択肢です。今の環境によく合っており、遅いデッキでは対処しきれない爆発力があります。MOでは(最初に示した)調整されてないデッキと空白のサイドボードで約75%(winning about 75% of my gamesだからゲーム単位での勝率かな?)もの勝率をあげました。私は本気でエルフはこの環境のベストデッキだと考えています。Scout the field, and break out the Scouts.


この次の週の記事で、Matt Nassはさらなる発展版を公開しています。
http://www.channelfireball.com/articles/getting-nassty-learning-from-your-mistakes/
メインの記事のおまけとして少し触れられている部分が以下。

Bonus Decklist:
スタンダードが気になる人のために、さらに進んだエルフデッキをお見せしたいと思います。4枚のガラクは少し扱いに困りました。また、《狼茨の精霊/Wolfbriar Elemental(WWK)》はコスト相応の仕事をしませんでした。代わりにアグロデッキに対して大きな壁となり、《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》に耐えて大きなプレッシャーとなる《皮背のベイロス/Leatherback Baloth(WWK)》を試してみようと考えたのです。またサイドボードにおいては、《エルドラージの碑/Eldrazi Monument(ZEN)》を解雇しました。どうしてもこのカードを好きになれず、サイドインする気が全く起きなかったからです。かわりに、《屈折の罠/Refraction Trap(WWK)》を散らすことにしました。この罠は《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》と《稲妻/Lightning Bolt(M11)》(ヴァラクートとのマッチアップで最も問題となるカードです)、そして《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》(吸血鬼とのマッチアップで大きな障害となります)への回答となります。2色土地を散らすことでデッキの速度がかなり落ちるのではないかととても心配ですが、《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》問題を解決できる潜在的なメリットは、少なくとも試してみる価値があります。以下が現在のリストです;

4《巨森、オラン=リーフ/Oran-Rief, the Vastwood(ZEN)》
6《森/Forest》
4《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M11)》
4 《剃刀境の茂み/Razorverge Thicket(SOM)》
4 《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》
4《東屋のエルフ/Arbor Elf(WWK)》
4《銅角笛の斥候/Copperhorn Scout(SOM)》
4《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
4《ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcaller(WWK)》
4《獣相のシャーマン/Fauna Shaman(M11)》
4《エルフの大ドルイド/Elvish Archdruid(M11)》
4《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》
4《復讐蔦/Vengevine(ROE)》
2 《皮背のベイロス/Leatherback Baloth(WWK)》
3《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》
1《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》
Sideboard
3《屈折の罠/Refraction Trap(WWK)》
1《タジュールの保護者/Tajuru Preserver(ROE)》
4《自然の要求/Nature’s Claim(WWK)》
3《ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane(ZEN)》
4《ニッサに選ばれし者/Nissa’s Chosen(ZEN)》

コメント

nophoto
高潮の
2010年12月25日1:41

いつも翻訳お疲れさまです。有難く拝読しています。
24-7 は「四六時中」です。1日に24時間、週に7日、ということですね。
普通に「twenty-four seven」って読むみたいです。
Blanksville はなんかそんな地名でもあるんですかね。単なる駄洒落っぽい気がします。

やしまやました
2010年12月25日1:50

こんにちは。なんとなくこんな意味ですかね?

Don’t try to hit them for small amounts when they have white mana open, as the damage is mostly irrelevant and blanking Condemn is very relevant.
白マナがたっている時は多少のダメージしか与えられないなら、攻撃すべきではないでしょう。その程度のダメージは殆ど影響が無く無駄で、Condemnはとても影響があります。(影響を受けます?)

andの使い方がわかりません。”blanking Condemn is very relevant. ”の意味が難しいですね。。。英語やだー。

ペンティーノ
2010年12月25日2:02

高潮のさん
ありがとうございます。英語は座学で学んだだけなので、そういった常識に疎く、こうして補ってもらえると非常に助かります。

>Blanksville
なるほどー。あまり深い意味はなさそうですね


東京タワーがすきさん
ありがとうございます。いやいや、この訳は結構合点がいきますよ。どーんとダメージ与えるデッキだから少量のダメージを稼ぎに行っても無駄で、それならば《糾弾/Condemn(M11)》をケアしましょう、とういうことだと思います。確かに、ロード系、特に《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》失うのはもったいないですね。

blanking Condemnは「《糾弾/Condemn(M11)》による損失」とかでしょうか

僕は逆に、as the damage is mostly irrelevant がなぜ《糾弾/Condemn(M11)》打たれることと並列関係になるのか分かっていなかったので、東京タワーが好きさんの訳で納得できました。ありがとうございます。


ちょっと意訳も入れると

白マナがたっている時は多少のダメージしか与えられないなら、攻撃すべきではないでしょう。少量のダメージを与えても勝敗には殆ど関係がなく、一方で《糾弾/Condemn(M11)》による損失はとても大きいからです。

とかでしょうか

YOU
2010年12月25日17:09

非常に参考になる記事を翻訳していただき、ありがとうございました。
エルフに対する新しい視点を持つことが出来ました。

大変勝手ながら、リンクをさせていただきました。
よろしくおねがいします^^

ペンティーノ
2010年12月25日17:51

ありがとうございます。

記事では今のメタでどう強いのかは具体的に説明してくれてませんが、今強いらしいですね。青系と相性がいいということでしょうか。

相互させて頂きました、宜しくお願いします。

ask@ジャッカル
2010年12月25日19:29

初めまして。
エルフにたまに入ってる銅角笛の斥候が微妙に見えて仕方がなかったんですが、翻訳記事のように解説されると強く見えてきますね。
非常に参考になりました。

リンクさせていただきます。
よろしくお願いします。

昆布
2010年12月25日20:46

いつも素晴らしい翻訳記事ありがとうございます!
勝手ながらリンクさせていただきました。よろしくお願いしますm(_ _)m

ペンティーノ
2010年12月25日22:02

ask@ジャッカルさん
マナエルフと並べばラノエル以上というのはなるほどという感じですねー

ask@ジャッカルさん、昆布さん
こちらからもリンクさせて頂きました、宜しくお願いします。

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