結構間が開いてしまったが、久しぶりに自分のレポ

1stドラフト
《絡み森の鮟鱇/Tangle Angler》と《ゴーレムの職工/Golem Artisan》の二択で前者を。結果論じゃなしにちょっと先走りすぎた。この環境、人より速く色確定するのが僕の特徴なんだけど、それでもここは職工だったと思う。2-4手目で《粉砕/Shatter》、《金屑化/Turn to Slag》、《粉砕/Shatter》ときたので赤は確定。パック後半で《ニューロックの模造品/Neurok Replica》とか《思考の三角護符/Trigon of Thought》を拾う。2-1で《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx》がきて青赤に。しかし青がそれほど流れてこない。《空長魚の群れ/Sky-Eel School》とか全然こない。3-1で《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》が取れたりして赤除去はかなり豊富。すでに記憶が薄れ始めているが、そんなドラフトでした。

1《銀のマイア/Silver Myr》
1《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider》
1《粗石の魔道士/Trinket Mage》
2《ニューロックの模造品/Neurok Replica》
1《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer》
1《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》
1《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake》
1《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx》
1《ソリトン/Soliton》
1《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem》
1《ダークスティールの歩哨/Darksteel Sentinel》
1《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent》
/13
3《粉砕/Shatter》
1《電弧の痕跡/Arc Trail》
1《金屑化/Turn to Slag》
1《停止命令/Halt Order》
1《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb》
1《伝染病の留め金/Contagion Clasp》
1《憤怒の三角護符/Trigon of Rage》
1《思考の三角護符/Trigon of Thought》
/10
9《島/Island》
8《山/Mountain》
/17
青は開いていた訳ではなく、結局フライヤーは取れなかった。青模造品は周りよりかなり評価が高いようで、MOでも青をドラフトした場合は、青が開いてても開いていなくても必ず複数枚とれる。超強いと思うんだけどなー、これ。しかし赤除去がかなり優秀、アーティファクトに頼らない感染に当たらなければ勝てそうだ。《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake》は「あわよくば金属術」枠。

1戦目 ×× 赤白ダークスティール 
2戦目 ○○ 青白
3戦目 忘れたけど勝った
4戦目 ○○ 赤白緑《炉の式典/Furnace Celebration》

1戦目は《ダークスティールの斧/Darksteel Axe》《ダークスティールの斧/Darksteel Axe》《ダークスティールの巨大戦車/Darksteel Juggernaut》ときて手札の《粉砕/Shatter》が泣いてた。他は除去いっぱい打って5マナ以降のクリーチャーで殴ったら勝った      

2ndドラフト
初手《闇の掌握/Grasp of Darkness》、2手目《燃えさし鍛冶/Embersmith》としたら3手目以降は赤と黒の強いカードが1枚づつ交互に来てそれを順にピックしていった。自分がとるカードはちゃんとあるのに下には赤にも黒にも向かわせないようなパックばかりで凄い助かった。1-5ぐらいで《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》、1stドラフトみたいに茶破壊がフラッドした場合に備えて。そんなこんなで除去が大量にとれたので、《思考の三角護符/Trigon of Thought》を2-4ぐらいで速めにピック。《思考の三角護符/Trigon of Thought》は2パック目か3パック目のかなり遅い順目でも流れてきて、除去しまくって護符、という戦略が狙えるデッキになった。金属術をあきらめれば《モリオックの肉裂き/Moriok Reaver》で兵力を賄える。パワー3がないと《嚢胞抱え/Cystbearer》が怖いので、いつでも取れるこのハゲは便利。といってもアーティファクトとシナジー作るカードも結構入ってるので、非金属術を徹底できたわけではないけど。

1《苦痛鍛冶/Painsmith》
1《燃えさし鍛冶/Embersmith》
1《ヴァルショクの模造品/Vulshok Replica》
1《モリオックの模造品/Moriok Replica》
2《モリオックの肉裂き/Moriok Reaver》
1《屍気を飛ばすもの/Necrogen Scudder》
1《壊死のウーズ/Necrotic Ooze》
1《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》
1《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》
1《連射のオーガ/Barrage Ogre》
1《ゴーレムの職工/Golem Artisan》
/12
1《感電破/Galvanic Blast》
2《闇の掌握/Grasp of Darkness》
1《粉砕/Shatter》
2《感染の賦活/Instill Infection》
1《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
1《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
2《思考の三角護符/Trigon of Thought》
1《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》
/11
9《沼/Swamp》
8《山/Mountain》

非金属術でもマイアはもちろん欲しいカードなのだが、一枚も取れなかった。結構回ってきたはずなのだが、また取るチャンスあるだろうと思ってスルーしていたら期を逃した。なのでこのデッキの《連射のオーガ/Barrage Ogre》はあまり強くない。《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》の「あわよくば金属術」もかなり非現実的。《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》は3枚目の《感染の賦活/Instill Infection》と《刃の翼/Bladed Pinions》とで散々迷った挙句に採用。《連射のオーガ/Barrage Ogre》を引けなかったので全く役に立たなかった。でも《思考の三角護符/Trigon of Thought》2枚が超オシャレなこのデッキはかなりお気に入り。護符とも《感染の賦活/Instill Infection》とも相性のいい《伝染病の留め金/Contagion Clasp》があればまさに宇宙だったのだが…

5戦目 ×○○ 青白金属術
前日のシールドでも当たった凄く上手い人。とにかくプレイングが速い。で、俺はそういう人と対面すると動揺してミスを連発してしまう。MOだと相手に呑まれることなんてないからね、これは盲点だった。ものすごい勢いでアーティファクトを連打してくる。1戦目は《錆びた秘宝/Rusted Relic》が止まらなくて、その上俺がチャンプ渋ってたら取り返しつかないライフになって負け。トップ見たら《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter》がいたので明らかにミス。2戦目は相手事故だったかな?3戦目は金物を端から壊していったら相手は金属術達成できず終止有利に。でも戦闘では終止へたこいて接戦に。結局デッキに助けられた。

6戦目 ×○○ 緑黒感染
外国の方(アジア系)。コミュエラーが不安だったが、行動やフェイズの宣言を常にはっきりと示してくれるので非常にゲームがスムーズだった。1戦目は《法務官の手/Hand of the Praetors》を前にして大量に入っている除去が一枚も引けずに、つまり後続の感染持ちも止まらず負け。2戦目は相手がもたついたところに《アージェンタムの鎧/Argentum Armor》が着地して勝ち。3戦目は序盤に除去が手札に吸い付いてきて、後半は《思考の三角護符/Trigon of Thought》でさらに除去引き増しして勝ち。

7戦目 ○○ 金属術(たしか白と何か) 長岡さん
2戦とも除去と生物バランスよく引けてパワー3あるやつらでダメージ稼いで勝ち

6-1の7位で決勝ドラフト進出。

コインブラがいる。Alexander westもいる。日本人が僕含め3人か4人。16点だった黒田さんはコインブラに負けた様だ。残念。しかしこんな卓でドラフトできるだけでも嬉しい

決勝ドラフト
初手《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault》、2手目《闇の掌握/Grasp of Darkness》3手目《絡み森の鮟鱇/Tangle Angler》。あまり覚えてないが1pack目中盤からかなり迷走。白や青の中堅どころが流れてきても《拘引/Arrest》や《空長魚の群れ/Sky-Eel School》を1,2手目に流したことがちらつき、ピックできない。気にしすぎたと思う。半端に緑黒の感染生物とるも、とても感染が組める量ではない。ならばnelsonの「毒コントロール」だ!と思うも、除去も2手目の《闇の掌握/Grasp of Darkness》以降皆無で、中堅どころの生物も取れないので難しい。こんなに上手く行かないドラフトは初めてで、さらに混乱する。2pack目ぐらいまでそんな感じで、アーティファクトを取っていたわけでもないので他の色に逃げることもできない。強いカードが取れなかった訳でもないが、どうにもちぐはぐで噛み合わない。3-1で《伝染病エンジン/Contagion Engine》とるも、他はずっと迷走。そんなあっぷあっぷなドラフト。

1《屍百足/Necropede》
1《荒廃のマンバ/Blight Mamba》
1《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》
1《絡み線の壁/Wall of Tanglecord》
1《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger》
1《金のマイア/Gold Myr》
1《銅のマイア/Copper Myr》
1《モリオックの肉裂き/Moriok Reaver》
1《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader》
1《錆ダニ/Rust Tick》
1《絡み森の鮟鱇/Tangle Angler》
1《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires》
2《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax》
1《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault》
/15
1《浸透のレンズ/Infiltration Lens》
1《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb》
1《転倒の磁石/Tumble Magnet》
1《感染の三角護符/Trigon of Infestation》
1《伝染病エンジン/Contagion Engine》
1《闇の掌握/Grasp of Darkness》
1《荒々しき力/Untamed Might》
1《汚れた一撃/Tainted Strike》
1《テル=ジラードの抵抗/Tel-Jilad Defiance》
/15
毒コントロール!…?

8戦目 ○○ コインブラ
1戦目はゲスが火を吹いて勝ち
2戦目は鮟鱇レンズが決まる。謎鍛冶やっつけて無双状態…と思いきや《よじれた映像/Twisted Image》。ここでパワーを上げたら助かると思って《絡み森の鮟鱇/Tangle Angler》に《汚れた一撃/Tainted Strike》…死にますねすみません。その後もまずいプレイを重ねて攻めあぐねるも、《伝染病エンジン/Contagion Engine》、《大霊堂の王、ゲス/Geth, Lord of the Vault》と連打できればさすがに勝ち

9戦目 ○×× Withさん
1戦目はゲスパワーで勝ち
2,3戦目は《屍気を飛ばすもの/Necrogen Scudder》だの《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer》だの《水膨れ地掘り/Blistergrub》だのにどつかれて負け。除去はほとんどないから回避もちはどうしようもなかったです。

というわけでTop4でした。

反省
とにかくプレイングが酷かったです。スイスラウンドはどっちもいいデッキが組めて、かつい引きをしているのにいつの間にか接戦になることが何度もあって、そういうときはたいていコンバットでコツコツと損していました。前日のシールドでもそうだったのですが、とにかく相手が落ち着いて堂々とプレイしていると(別に威圧されてるわけじゃないのに)勝手に呑まれてミスを繰り返す。MOだと相手が見えないからそういうことがない。

あとMOだと盤面の整理がかなり楽だがリアルではそうでもないです。前日《マイアの感電者/Myr Galvanizer》でパンプされているのに気づかずしゃくられたのにこの日は《法務官の手/Hand of the Praetors》で同じことをしました。こういう明らかなミス以外でも、場を把握するのにかなりテンパることが多かったです。

ピックもとったの見れないので少し困った。具体的には5~6マナのクリーチャーどれだけとってるか途中忘れて、結果過剰に取ってしまった。

リアルマジックもFNMのドラフトくらいは行くべきだと思った。

ピックでいえば《煙霧吐き/Fume Spitter》と色マイアの点数付けが回りより低くて、どうせ取れるだろと思って流したら以降流れてこないということが何度かあった。マイアはともかく《煙霧吐き/Fume Spitter》はもう少し高く見よう。

スイスラウンドのデッキはどちらもかなり満足している。1戦目のデッキはMOで赤青をよくやった経験が生きた。赤黒は初めて組んだけど、2戦目のデッキはかなりお気に入り。ちょっとパーツ足りてないとこもあるけど、除去+青護符はプレイしててとても楽しかった。

コメント

bun
2010年12月21日21:46

お疲れ様でした。

2回目のドラフトデッキがかなり好みです。
会場で見せてもらった時は《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》×2はさすがに重いかなと思ったのですが、ゲームプランの中核を占めているようで納得。
逆に《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires(SOM)》何でも良いので軽めの相討ち要員のが良かったかも。
サイドに《ドロスバッタ/Dross Hopper(SOM)》級の奴っていましたっけ?

>MOの弊害
リアルでMTGをやらずにMOに終始していると、上記のように全体修正を忘れたりします。
後は対戦相手の顔を見なくなったり、目線を追ったりはしなくなりませんか?
リアルで慣れていた頃は、相手の目線が墓地にいったら《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》を警戒したり、こっちの手札を見ていたら《精神腐敗/Mind Rot(M11)》を警戒したりしたものですが、すっかりやらなくなってしまいました。
個人的にはMO症候群と呼んでいて、対戦相手の顔を極力見たりして、リアルとMOの差を埋めようと気をつけています。

oppo
2010年12月21日21:46

リアルドラフトはまた勝手が違いますね。
連続3ドラフトは結構ハード!

TOP4おめでとうございます。
3月の神戸に来られるようでしたら、リアルDN杯画策しておりますのでMOメンバーでリアルドラフトしましょう!
サイドイベントのドラフトに8人で突っ込みたいと思います(笑)

ペンティーノ
2010年12月21日22:44

bunさん
>逆に《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires(SOM)》何でも良いので軽めの相討ち要員のが良かったかも。

これはそうかも。中堅生物が足りない気がして入れたけど、防御用の軽いクリーチャーのがよかったかもしれない。赤黒のコモンにいる2マナ2/1を僕は戦力としてまったく信用してないんだけど、それはアタッカーとしてで、ブロッカーとして運用するという発想が出てこなかった。「この環境2マナ2/1は弱い」っていう発想から逃れられなかった。パワ2あれば相打ち要員になるよね。

>MO症候群
たぶん僕はこれかなり侵攻している。bunさんがあげてくれた様な要素をゲームから完全に排除してるまであるwそういう対人ゲームとしてのテクがある人とない人は全然強さが違ってくると思うし、それは環境が変わっても使えることなのでこれからはその辺りも身に着けていきたいな。

oppoさん
3連続はたしかにハードでした。朝10時開始~終わったの夜10時ですからね。
神戸はいけるか分かりませんが、リアルDNは面白そうです。これなら突入失敗もないw


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