翻訳:NelsonによるCaw-Go!の解説(FFfreaky Friday – Caw-Go! at Worlds)②マッチアップとサイドボーディング
2010年12月16日 翻訳:構築 コメント (4)
僕はBrad Nelsonのファンである。
彼を最初に知ったのはMOにおいてで、FFfreakとしてである。その頃はMOを導入したばかりの頃で、構築は主にブロック構築で遊んでいた。まだ2ブロック目までしか出ていなかったのでそれはマイナなフォーマットだったのだが、Deck of the weekでいつも見る名前がFFfreakだったのだ。いつも皆の一歩先を行くNayaデッキを組んでいて、こいつはすげぇと思ったものだ。その後PTホノルルのカバレッジで素顔を見れたのだが、なんていうかマイナーなバンドを俺は昔から知っていたぜ的な愛着があるわけです。
この時点では「俺知ってたぜ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、その後主にCFの記事を訳す様になり、そこで面白いと感じるのはNelsonの記事が多かった。
ドラフトについての具体的なアーキタイプの話等は実践的な意味で面白かった
州選手権では練りこんだRUGを弟にシェアして、カードの用意からスリーブに入れてデッキリストを書くまで献身的に弟の世話をした挙句に、TOP8を掛けたゲームで負けてしまうというのもオチがついてて面白かった
こういうのを読んでいるとだんだんと書き手であるNelson自身に興味が湧いてきた。記事から感じられる人物像は「優しい熊」、とか勝手に想像したり。
世界選手権に行ったのも半分くらいはNelsonに会いたかったからである。
会場ではnelsonをすぐ見つけることはできたが、邪魔はしたくなかったので15分くらいスネークした後に、本当に暇そうな時を見計らって話しかけた。
土曜の簡易報告でも書いたが、
「貴方のベリーベリーいんたれすてぃんぐな記事をウィズアウトパーミッションで翻訳してうPしてます。僕は今MOでリミテッドしかやってないけど、貴方に会いたくて千葉まできました、「毒コントロール」の話も「フリンジデッキ」のはなしもとっても面白かったです」
とか拙い英語(喋るのはホント無理です)で途切れ途切れに話した。半分くらいしか伝わってないと思うけど(翻訳してることは伝わったと思う、多分)、終始にこやかに対応してくれた。《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》にサインしてくれと頼んだら結構受けてた様に思う。髭まで書いてくれた。短い会話だったが、ジェントルマンな印象を受け、想像していた人物像とぶれがなかった。
どうせ上手く喋れないのなら手紙でも書いてもってけば良かったと今とても後悔している。
上手くまとまらないが、とにかくnelsonが好きで先週会えて嬉しかったという話です。
以下本文
マッチアップについて
ヴァラクート:
世界選手権において最も使われるデッキは恐らくヴァラクートでしょう。もしかしたら吸血鬼がそれを上回るかもしれませんが、私はヴァラクートが使用率トップに立つことに掛けます。このデッキとの対戦は非常にタフなマッチアップとなりますが、悪いものだとは思いません。大抵のデッキより打ち消し呪文の枚数は多いですし、その中には非常に軽いものが含まれています。様々な手段で、こちらが相手の止めを刺すまで、打ち消し続けることもできます。ゲームを終わらせる最も簡単な手段は、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》と《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》です。このコンビは2ターンクロックとして機能するので、ゲームを手早く終わらせてくれるでしょう。もう1つの勝ち手段は神ジェイスです。
ヴァラクートはデッキ内の脅威の数が少ないので、ジェイスの+2能力に対して非常に弱いです。 つまり、一度ヴァラクートがガス欠に陥っていることが分かれば、ジェイスでトップ操作をすることで、何で殴っても勝てる状態になります。もしアタッカーがいなくても、対戦相手のライブラリが非常に薄くなるまでのクロックは6-7ターンしかないでしょう。
Sideboarding
OUT:4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》2《糾弾/Condemn(M11)》2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
IN:2《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》1《否認/Negate(MOR)》
《否認/Negate(MOR)》は投入するカードの中で最も扱いにくい(awkward)カードですが、ランプ系スペルと罠に対する備えとなります。2ゲーム目のプランはほぼ全てのカードをカウンターし、《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》が出てきてしまったら《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》で流す、というものです。《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》はデッキ名となっているカードを縛る、または緑マナを縛ることによって、勝ちをもたらしてくれることもあるでしょう。
2ゲーム目も1ゲーム目と同じようにプレイしますが、こちらのデッキがヴァラクートに対する相性が非常に良くなるのに対して、ヴァラクート側はそれほどの改善ができません。ヴァラクート側のスペルは限られているのに、こちらのデッキは1/5のカードが打ち消し呪文となるので、相手にとってはとてもタフなマッチアップとなるでしょう。
赤黒吸血鬼:
1ゲーム目はかなりきついマッチアップとなります。どの打ち消し呪文もこのデッキ相手には無駄牌になります。つまり、デッキには殆どなにもしないカードが9枚も含まれていることになります。これらのカードを引きすぎてしまうと、勝つのは非常に難しくなるでしょう。しかし、1ゲーム目に勝つのは不可能というわけではありません。私は誰も1ゲームも取れなかったEric Froehlichに対して4連続で勝利しました。きっとこの連勝は続くでしょう。
Sideboard
OUT:4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》2《マナ漏出/Mana Leak(M11)》2《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》1《剥奪/Deprive(ROE)》
IN:2《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》3《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》2《糾弾/Condemn(M11)》1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
サイドボード後の相性はかなりよくなります。サイドボーディング後は青いカードは13枚となり、これらは全て白い除去達に繋がるドローとなるカードです。単純ですが、効果的なサイドボーディングです。吸血鬼デッキは、クリーチャーをライブラリの上や下に送ったり追放したりに対して対処できるカードは多くありません。
こういうやり方は大抵のマッチアップにおいて好きではないのですが、やらねばなりません。ゲーム1が最悪でもゲーム2では劇的に良くなります。つまりこれは際どいマッチになるということですが、ワールドにおいてこのデッキでプレイするなら少なくとも数回は吸血鬼に当たると考えています(自信なし、原文:This is not the way I would like most matchups to go but it is how it has to be. Bad game one with a great game two. This usually means it’s a close match but I think I can get there at least a few times when I play this deck at Worlds)。
青白/青黒コントロール:
これらのデッキに対してどう戦うかは、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》と《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》の話をしたときに既に話しました。ここではそのマッチアップでのサイドボーディングを載せるだけとします。
青白
OUT:3《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
IN:1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》2《否認/Negate(MOR)》
青黒
OUT:2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》2《糾弾/Condemn(M11)》1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
IN:1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》2《否認/Negate(MOR)》
《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》は《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》に対処するために必要です。青白はクリーチャースペル以外での強力なアタッカーがより多いので《糾弾/Condemn(M11)》を残します。
青緑赤:
このデッキのとって最悪のマッチアップです。青緑赤がプレイする序盤の緑クリーチャーに対処するのは非常に大変です。青緑赤側の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》は大抵こちら側のそれに比べてかなりパワフルなのもきつい理由です。その上青緑赤は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》でこちらの呪文を打ち消すことができ、これは我々の用いる《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》より効率的です。その上、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》が非常に速いクロックとなります。
OUT:4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》2《糾弾/Condemn(M11)》
IN:1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》1《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
これはベストなサイドボーディングではありません。しかし環境には多種多様なデッキがあるので、いくつかは対策を諦めざるをえないのです。また、青緑赤は世界選手権において最も人気のないデッキの1つとなると私は考えています。私達のテストプレイでも良いデッキとは言えませんでしたし、元々あまり人気のないデッキです。このデッキを選ぶのは常にギャンブルです。私のデッキなのですがね。
クエストアーマー:
とても相性の良いマッチアップです。クエストを達成されてしまうこともしばしばありますが、装備されたクリーチャーを除去する手段は沢山あります。なので、相手が6マナに到達するまでクエストの達成は問題となりません。その頃には対戦相手に攻撃させない手段は十分にあるでしょう。
OUT:4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
IN:1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》2《糾弾/Condemn(M11)》1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
サイドインできるカードは多くはありませんが、かなり簡単なマッチアップなのでこちらの苦手なカードを1、2枚使われても大きな問題にはなりません。
おや、もう行かなくては。では来週。
彼を最初に知ったのはMOにおいてで、FFfreakとしてである。その頃はMOを導入したばかりの頃で、構築は主にブロック構築で遊んでいた。まだ2ブロック目までしか出ていなかったのでそれはマイナなフォーマットだったのだが、Deck of the weekでいつも見る名前がFFfreakだったのだ。いつも皆の一歩先を行くNayaデッキを組んでいて、こいつはすげぇと思ったものだ。その後PTホノルルのカバレッジで素顔を見れたのだが、なんていうかマイナーなバンドを俺は昔から知っていたぜ的な愛着があるわけです。
この時点では「俺知ってたぜ」ぐらいにしか思っていなかったのですが、その後主にCFの記事を訳す様になり、そこで面白いと感じるのはNelsonの記事が多かった。
ドラフトについての具体的なアーキタイプの話等は実践的な意味で面白かった
州選手権では練りこんだRUGを弟にシェアして、カードの用意からスリーブに入れてデッキリストを書くまで献身的に弟の世話をした挙句に、TOP8を掛けたゲームで負けてしまうというのもオチがついてて面白かった
こういうのを読んでいるとだんだんと書き手であるNelson自身に興味が湧いてきた。記事から感じられる人物像は「優しい熊」、とか勝手に想像したり。
世界選手権に行ったのも半分くらいはNelsonに会いたかったからである。
会場ではnelsonをすぐ見つけることはできたが、邪魔はしたくなかったので15分くらいスネークした後に、本当に暇そうな時を見計らって話しかけた。
土曜の簡易報告でも書いたが、
「貴方のベリーベリーいんたれすてぃんぐな記事をウィズアウトパーミッションで翻訳してうPしてます。僕は今MOでリミテッドしかやってないけど、貴方に会いたくて千葉まできました、「毒コントロール」の話も「フリンジデッキ」のはなしもとっても面白かったです」
とか拙い英語(喋るのはホント無理です)で途切れ途切れに話した。半分くらいしか伝わってないと思うけど(翻訳してることは伝わったと思う、多分)、終始にこやかに対応してくれた。《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》にサインしてくれと頼んだら結構受けてた様に思う。髭まで書いてくれた。短い会話だったが、ジェントルマンな印象を受け、想像していた人物像とぶれがなかった。
どうせ上手く喋れないのなら手紙でも書いてもってけば良かったと今とても後悔している。
上手くまとまらないが、とにかくnelsonが好きで先週会えて嬉しかったという話です。
以下本文
マッチアップについて
ヴァラクート:
世界選手権において最も使われるデッキは恐らくヴァラクートでしょう。もしかしたら吸血鬼がそれを上回るかもしれませんが、私はヴァラクートが使用率トップに立つことに掛けます。このデッキとの対戦は非常にタフなマッチアップとなりますが、悪いものだとは思いません。大抵のデッキより打ち消し呪文の枚数は多いですし、その中には非常に軽いものが含まれています。様々な手段で、こちらが相手の止めを刺すまで、打ち消し続けることもできます。ゲームを終わらせる最も簡単な手段は、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》と《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》です。このコンビは2ターンクロックとして機能するので、ゲームを手早く終わらせてくれるでしょう。もう1つの勝ち手段は神ジェイスです。
ヴァラクートはデッキ内の脅威の数が少ないので、ジェイスの+2能力に対して非常に弱いです。 つまり、一度ヴァラクートがガス欠に陥っていることが分かれば、ジェイスでトップ操作をすることで、何で殴っても勝てる状態になります。もしアタッカーがいなくても、対戦相手のライブラリが非常に薄くなるまでのクロックは6-7ターンしかないでしょう。
Sideboarding
OUT:4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》2《糾弾/Condemn(M11)》2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
IN:2《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》1《否認/Negate(MOR)》
《否認/Negate(MOR)》は投入するカードの中で最も扱いにくい(awkward)カードですが、ランプ系スペルと罠に対する備えとなります。2ゲーム目のプランはほぼ全てのカードをカウンターし、《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》が出てきてしまったら《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》で流す、というものです。《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》はデッキ名となっているカードを縛る、または緑マナを縛ることによって、勝ちをもたらしてくれることもあるでしょう。
2ゲーム目も1ゲーム目と同じようにプレイしますが、こちらのデッキがヴァラクートに対する相性が非常に良くなるのに対して、ヴァラクート側はそれほどの改善ができません。ヴァラクート側のスペルは限られているのに、こちらのデッキは1/5のカードが打ち消し呪文となるので、相手にとってはとてもタフなマッチアップとなるでしょう。
赤黒吸血鬼:
1ゲーム目はかなりきついマッチアップとなります。どの打ち消し呪文もこのデッキ相手には無駄牌になります。つまり、デッキには殆どなにもしないカードが9枚も含まれていることになります。これらのカードを引きすぎてしまうと、勝つのは非常に難しくなるでしょう。しかし、1ゲーム目に勝つのは不可能というわけではありません。私は誰も1ゲームも取れなかったEric Froehlichに対して4連続で勝利しました。きっとこの連勝は続くでしょう。
Sideboard
OUT:4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》2《マナ漏出/Mana Leak(M11)》2《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》1《剥奪/Deprive(ROE)》
IN:2《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》3《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》2《糾弾/Condemn(M11)》1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
サイドボード後の相性はかなりよくなります。サイドボーディング後は青いカードは13枚となり、これらは全て白い除去達に繋がるドローとなるカードです。単純ですが、効果的なサイドボーディングです。吸血鬼デッキは、クリーチャーをライブラリの上や下に送ったり追放したりに対して対処できるカードは多くありません。
こういうやり方は大抵のマッチアップにおいて好きではないのですが、やらねばなりません。ゲーム1が最悪でもゲーム2では劇的に良くなります。つまりこれは際どいマッチになるということですが、ワールドにおいてこのデッキでプレイするなら少なくとも数回は吸血鬼に当たると考えています(自信なし、原文:This is not the way I would like most matchups to go but it is how it has to be. Bad game one with a great game two. This usually means it’s a close match but I think I can get there at least a few times when I play this deck at Worlds)。
青白/青黒コントロール:
これらのデッキに対してどう戦うかは、《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》と《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》の話をしたときに既に話しました。ここではそのマッチアップでのサイドボーディングを載せるだけとします。
青白
OUT:3《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
IN:1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》2《否認/Negate(MOR)》
青黒
OUT:2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》2《糾弾/Condemn(M11)》1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》1《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
IN:1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》2《否認/Negate(MOR)》
《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》は《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》に対処するために必要です。青白はクリーチャースペル以外での強力なアタッカーがより多いので《糾弾/Condemn(M11)》を残します。
青緑赤:
このデッキのとって最悪のマッチアップです。青緑赤がプレイする序盤の緑クリーチャーに対処するのは非常に大変です。青緑赤側の《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》は大抵こちら側のそれに比べてかなりパワフルなのもきつい理由です。その上青緑赤は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》でこちらの呪文を打ち消すことができ、これは我々の用いる《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》より効率的です。その上、《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》が非常に速いクロックとなります。
OUT:4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》2《糾弾/Condemn(M11)》
IN:1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》3《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》1《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》1《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
これはベストなサイドボーディングではありません。しかし環境には多種多様なデッキがあるので、いくつかは対策を諦めざるをえないのです。また、青緑赤は世界選手権において最も人気のないデッキの1つとなると私は考えています。私達のテストプレイでも良いデッキとは言えませんでしたし、元々あまり人気のないデッキです。このデッキを選ぶのは常にギャンブルです。私のデッキなのですがね。
クエストアーマー:
とても相性の良いマッチアップです。クエストを達成されてしまうこともしばしばありますが、装備されたクリーチャーを除去する手段は沢山あります。なので、相手が6マナに到達するまでクエストの達成は問題となりません。その頃には対戦相手に攻撃させない手段は十分にあるでしょう。
OUT:4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
IN:1《審判の日/Day of Judgment(ZEN)》2《糾弾/Condemn(M11)》1《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
サイドインできるカードは多くはありませんが、かなり簡単なマッチアップなのでこちらの苦手なカードを1、2枚使われても大きな問題にはなりません。
おや、もう行かなくては。では来週。
コメント
でも今週末は無理そうです。旅費もそうですが、時間がないのです。
暇だったら夜行バスで千葉いくまであったのですが。
お誘いありがとうございました。