Posted by Todd Anderson
http://www.starcitygames.com/magic/standard/20221_Constructed_Criticism_The_Axis_of_Primeval.html
STAR CITY GAMES様の記事です。
新スタンダード環境を席巻している2つのランプ系デッキ、エルドラージ・グリーンおよびヴァラクート・ランプについての記事です。NYでの結構大きな大会の1,2位のデッキリストを中心に考察をしています。
本文
評決の時が来ました!Primeval Titanは他を大きく引き離してのスタンダードでのベストカードです。そしてその勢いは衰えを知りません。先週末(10月1週)のニューヨークで行われたかなり規模の大きい5Kスタンダードとトーナメントにおいて、top16のうち8つは4枚のPrimeval Titanを含んだデッキでした(top16のデッキリスト:http://magic.tcgplayer.com/db/deck_search_result.asp?Location=2010%20TCGplayer%20Wizard%20World%20Series%20-%20NYC)。そして、そのうちの2つが1,2フィニッシュしたのです。
この結果は、あなたと、今週末(10月2週)行われる州選手権においてどういう意味をもつのでしょうか?あなたはPrimeval Titanを狙い打つべきなのか、それとも原始の軍門に下るべきなのでしょうか。現状、スタンダードには2つ強力なPrimeval Titanデッキが存在します:ヴァラクートとエルドラージ・グリーンです。正直どちらがよりよい選択なのかは分かりませんが、しかし個人的にはエルドラージ・グリーンのほうがタップインランドの少なさ故に好みです。また、実質ほとんど破壊されないEmrakul, the Aeons Tornにアクセスできる点もいいですね。
それぞれのデッキには長所と短所があり、今後数週間に行われる大会が、どちらが優れたデッキなのかをはっきりさせるでしょう。しかしどちらも強力なことには間違いなく、デッキの選択にはあなたの好みによる部分が大きいでしょう。今日は、両者のリストを精査して、ミラーマッチにどう対処すべきなのか、そしてメタゲームはどう動いていくのか、などについて考えてみたいと思います。
Mono-Green Eldrazi Ramp
数週前にもエルドラージ・グリーンについては少し話しましたが、(この記事のことです:
http://www.popjisyo.com/WebHint/AddHint.aspx?d=1&e=utf-8&r=j&s=0&du=&u=http%3a%2f%2fwww.starcitygames.com%2fmagic%2fstandard%2f20145_Constructed_Criticism_Eldrazi_for_a_New_World.html)今週はもう一度このデッキの基本をおさらいして、今週末想定すべきマッチアップについての考察を行います。まず、以下のリストをご覧ください。Tim LandaleをNYCの5Kトーナメントの決勝に導いたデッキです。
Eldrazi Ramp
A Standard deck, by Tim Landale
2nd place at a Miscellaneous tournament in New York City, New York, United States on 2010-10-03
Maindeck:
Artifacts
2 Everflowing Chalice
Artifact Creatures
3 Wurmcoil Engine
Creatures
4 Joraga Treespeaker
4 Overgrown Battlement
4 Primeval Titan
Instants
4 Summoning Trap
Legendary Creatures
1 Emrakul, the Aeons Torn
1 Kozilek, Butcher of Truth
1 Ulamog, the Infinite Gyre
Sorceries
2 Cultivate
4 Explore
4 Growth Spasm
Basic Lands
11 Forest
Lands
4 Eldrazi Temple
4 Khalni Garden
2 Mystifying Maze
4 Tectonic Edge
Legendary Lands
1 Eye of UginSideboard:
1 Wurmcoil Engine
3 Obstinate Baloth
2 Pelakka Wurm
4 Terastodon
2 Nature’s Claim
2 All Is Dust
1 Eye of Ugin
まず目に付く(前環境からの)大きな変更点はWurmcoil Engineの採用です。この3体のファッティはアグレッシヴなデッキとの対戦で大いにあなたを助けてくれるでしょう。土地を伸ばす間に失ったライフを埋めてくれるはずです。加えて、Wurmcoil EngineはDay of Judgmentや他の除去呪文で役目を終えない「脅威」です。さらにSummoning Trapのヒット率を僅かですが上げ、選択肢を増やします。
不幸なことに、Summoning Trapの空振りはしばしばゲームの終了を意味します。しかし、強大なエイリアンをヒットできることが、その空振りを埋め合わせします。これこそが私がこのカードを愛すると同時に憎んでいる理由です。
Trapで強大な脅威にヒットできた場合、でかいモンスターをずるして出せることに快感を覚えるでしょう。しかし、マナクリーチャーにヒットしたり、何にも当たらなかった場合はあなたのテンポを著しく損ない、耐え難いことになるでしょう。Wurmcoil Engineを加えることで、そういった可能性は僅かながら下がり、トーナメントから自ら退くような結果に繋がる可能性が減るでしょう。これはいいことです。
このデッキを選択する別な理由として、ヴァラクートに刺さるTectonic edgeが使える、という点があります。実際、Tectonic Edgeは大抵のデッキに刺さり、そしてこのデッキはこれを濫用できます。いつ何時も、Primeval Titanデッキは、相手を打ち倒す策を強力な土地基盤に依存しているからです。
時折、それはあなたへの脅威となっているミシュラランドに対処するためにも使われるでしょう。そして、対戦相手のヴァラクートがあなたを殺すために火を噴くこともあるかと思います。しかし、エルドラージのモンスター達にアクセスすることができるこのデッキは、”ランプ系同士のミラーマッチ”において大抵は(more often than not)勝つことができます。故に、週末の選択肢としてこれは強力でしょう。Timがヴァラクートに決勝で負けたことは知っていますが、それでも相性で勝っていると考えています。たった一つのマッチの結果で決断をしないでください。
このデッキについて知りたい日とは、私が2週間前に書いた記事に目を通してください。
http://www.popjisyo.com/WebHint/AddHint.aspx?d=1&e=utf-8&r=j&s=0&du=&u=http%3a%2f%2fwww.starcitygames.com%2fmagic%2fstandard%2f20145_Constructed_Criticism_Eldrazi_for_a_New_World.htm
R/G Valakut Ramp
もう一つの巨星はヴァラクート・ランプです。このデッキはローテーションにおいて、実質的にはなにも失っていません。私はSoM参入前のこのデッキはTier1または2という認識でしたが、現在は皆がこのデッキの強さに気づいたことで、主要なデッキになったと確信しています。
Tunnel Ignus (マナ加速した回数×3点)とLeonin Arbiterが刷られたことは、まだ皆にこの戦略の濫用を躊躇させる程の影響を与えていません。これの理由はどちらかでしょう:みんなstupidすぎてよいアグロデッキがつくれない、またはPrimeval Titanを打倒するよりはむしろ使いたがっている、の。
不幸なことに、世界選手権まで、スタンダードの大きな大会がありません。つまり、プロプレイヤーによる大きなイノベーションが提示されないであろうことを示しています。これは、もしあなたが革新的な発明に至れた場合、世界選手権以外のフィールドにおいて大きなアドバンテージを得られるということです。というよりは、誰にとってもインスピレーションを生かすチャンスがある、と言えるでしょう。典型的な「ネットデッキ」も洗練されておらず、トーナメントで優勝したデッキでさえも完璧とはいえないでしょうですからね。
ヴァラクートランプも決して完璧なデッキではありません。これは、現状のヴァラクートが、勝ち続けているにも関わらず、採用されているカードが非常に多様なことから分かります。勝ち手段、ランプ系スペルの数、そしてRaging Ravineを採用するか否かにおいてさえも、統一された答えは出ていません。例えば、このイベントで優勝したリストは2枚のKoths of the Hammerを含めていくつか面白いカードを使っています。but everything else seemed pretty much close to par(訳注:分からないです)。参照するためにそのリストを提示します。
R/G Valakut Ramp
A Standard deck, by Jack Vargas
1st place at a Miscellaneous tournament in New York City, New York, United States on 2010-10-03
Maindeck:
Creatures
4 Avenger of Zendikar
4 Oracle of Mul Daya
4 Primeval Titan
Enchantments
4 Khalni Heart Expedition
Instants
4 Harrow
4 Lightning Bolt
4 Summoning Trap
Planeswalkers
2 Koth of the Hammer
Sorceries
4 Cultivate
Basic Lands
8 Forest
12 Mountain
Lands
1 Raging Ravine
1 Terramorphic Expanse
4 Valakut, the Molten PinnacleSideboard:
2 Acidic Slime
2 Leyline of Punishment
4 Fog
4 Naturalize
1 Ulamog, the Infinite Gyre
2 All Is Dust
このリストをもう少し細部まで眺めて、彼のチョイスからなにが言及できるか、そしてこのデッキをどう改良できるか考えて見ましょう。
まず、Koth of the Hammerはクールなパーツの様に見えます。しかし、私はコスの有用性(utility)に納得がいっていません。このデッキの本質はコンボデッキであり、コスがその目的のためにどう手を貸してくれるのか私には分かりません。もちろん、何もない場において彼は素晴らしい活躍を見せますが、対戦相手が適切な脅威を場に用意すれば、彼は何度かのアタックの後に死んでしまうでしょう。Lightning Boltくらいしか彼を守れるものはありません。クリーチャーを焼くのにヴァラクートを用いるというのは、それらがあなたを今まさに殺さんというシチュエーション以外に想像ができません。彼が本当にこのデッキに加えてくれる物は、より大きい呪文を唱えるため、または1ターンに重量スペルを2階唱えるためのマナ加速しかありません。しかし、このデッキで本当に重要なスペルは緑のダブルシンボルを含んでいます。なので、マナプールに赤マナが沢山溜まることが、マッチにおいてあなたの目的達成の助けになるとは思えません。
コスはコントロール相手には素晴らしい脅威を提供してくれますが、それは使用者が彼の1番目の能力を濫用している場合です。デッキ内の12枚の山をプレイすることはコスを助けることになりますが、一方で山でない土地も大量にデッキに含んでいるので彼の能力を十分に生かしているとは言えません。これらの理由から私は、コスはサイドボードにおいてのみ居場所を見つけられると考えています。UWコントロールとの対戦においては輝きますが、あなたに攻撃をしてくる全てのデッキに対して弱いですからね。
Exploreがないのも私からしてみれば問題外です。私はExploreの熱心な支持者であり、Rampant Grothをローテーションで失ってからはとりわけそうです。私はこのリストがコンスタントに4ターン目にPrimeval Titanを召喚できるとは思いません。ランドをそろえる目的は彼を早期に出すことにあるのですけどねぇ。
ExploreはあなたがOracle of Mul Dayaを3ターン目にプレイする助けにもなります。彼女は3ターン目にこそ着地させたいカードで、それ以降のどのターンでも彼女の召喚は不都合があります。あなたのビッグスペルが使用可能になるターンが遅れれば、このフォーマットのどんなデッキもその隙を見過ごさないでしょう。なので、あなたの脅威を少しでも速くキャストするために、マナ加速をする必要があるのです。このフォーマットのどんなデッキを相手にした場合でも、1,2ターンの遅れは致命的で、Lightning Boltでもなければフルボッコにされてしまうでしょう。
ローテーションによって前環境のMythicバントが退場した今、Inferno Titanの様なカードは活躍する場を失っており、このリストからも抜かれています。しかし、このフォーマットがまだ幼年期であることを考えると、皆がそのうちLotus Cobraを継続して濫用する方法を見つけることが分かるでしょう(訳注:直訳です。この因果関係はよく分かりませんが…)。私はこのアーキタイプにおけるInferno Titanの熱心な支持者ですが、現環境の今現在においての脅威としてはAvenger of Zendikarの方が明らかに優れています。
Wurmcoil Engineもそのカテゴリ(フィニッシャーとしての「脅威」)におけるまた別の候補者です。除去耐性があり、lifelinkはゲームをひっくり返すことができます。今後出てくるであろうリストはこれらの脅威を更にたくさん含んでいることでしょう。
Avenger of ZendikarはこのデッキにおいてPrimeval Titanに次ぐ勝ち手段です。しかし皆がこのスロットをWurmcoil Engineに置き換えるであろうと容易に予想できます。1マナ低く、Day of Judgmentへの耐性も備えているからです。
私は、今現在はUWコントロールに実質的なチャンスはないと考えています。皆がPrimeval TitanをSummoning Trapでバックアップしている現状では。Mana Leakのファンにはとても残念なニュースです。でも、彼らが座して死を待つとも思えません。
Jace, the Mind Sculptorは強力なプレインズウォーカーです。そして皆70$以上の投資をした見返りを手に入れたがるでしょう。もしWUコントロールが1月以内に人気が出るようなら、AvengerではなくGaea’s Revengeの様なカードが脅威として選択されるかもしれません。
このリストは土地を26枚しか含んでいませんが、これは過去数ヶ月のうちに私が見た他のリストと比べると2枚少ないです。このデッキに土地を何枚入れるべきか、確定したことは言えませんが、私は土地を、他のリストと比べると多めに入れる傾向があります。しかし、状況は大分変わっています。マナ加速を増やすのなら、土地は多少減らすほうが正しいでしょう。
しかし、私はKhalni Heart ExpeditionやOracle of Mul Dayaを27枚の土地で運用したいとは思いません。なので、安全のために28枚丁度の土地を入れると思います。ゼンディカーブロック構築において、いくつかのランプデッキが29枚または30枚の土地を入れていましたが、それらはその分ランプ系スペルが減らされています。故にこれが一つの基準値といえるでしょう。このデッキは土地を大量に引くことを当てにしているので、それが十分にできないと壊滅的なことになります。
私が見た他のリストではTerramorphic Expanseとその同型再録をさらに沢山使っていました。大抵のリストにおいては6枚程度のTerramorphic ExpanseとEvolving Wildが使われていました。これらは実質的にヴァラクートのための山とカウントしてよいデュアルランドです。序盤はランプ系スペルを唱えるために必要な森となり、ゲーム後半ではヴァラクートをインスタントタイミングで起動できる利点があります。しかしながら、タップインは大きなデメリットです。
ちゃんと私が理解できているかは分かりませんが、Leyline of Punishment以外のサイドボードはかなり堅実に作られている様に思えます。しかしLeyline of Punishmentは理解できません。このカードで完全にシャットダウンできるのは、この環境ではSafe Passageくらいです。しかしそれはとても用途の狭いカードです。このカードではLeyline of Sanctityをとめられません。Leyline of Sanctityは対象にとることを防ぐだけですからね。また、ライフを得ることをケアする必要はほとんどないでしょう。Soul Wardenはもう環境に居ないのですから。私ならこのスロットをもっと生産的なものに代えます。
The Ulamog, the Infinite Gyrerという秘密兵器はとても興味深いです。しかし大抵の人はなぜ彼がそこにいるのか理解できないと思います。私も彼がどうしても必要だとは思えませんが、おもしろい考えだと思います。この環境の脅威はヴァラエティに富んでいるので、とても面白いサイドカードだと思います。このスタンダード環境は過去最大の脅威の多様化を見せています―土地、アーティファクト、エンチャント、そしてプレインズウォーカーと。
ヴァラクートとミシュラランドが環境の土地基盤を支配している現状、それらに対処できるカードを持つことは重要です。プレインズウォーカーに対してもそうです。運がよければ、Summoning Trapでヒットしてノックアウト、ということもあるでしょうね。一枚だとそうそうそんなことは起きませんが…加えて、彼は墓地のカードをライブラリーに戻すことができます。「石臼」デッキと対戦するようなことがあれば、強力な対策になるでしょう。
サイドボードからのAll Is DustはPyroclasmにするべきかもしれません。コストがとても重く、一掃系のカードはFauna Shamanや Birds of Paradiseを中心に組んだアグロデッキとのマッチアップで必要になると考えているからです。一方で、All Is Dustはプレインズウォーカーコントロールに対しての効果が大きいですが、そのデッキ相手に、この呪文を通したいときに通るとは思えません。加えて、Lotus Cobraデッキとのマッチアップに対する備えはコントロールへのそれより必要でしょう。この変更を加えるのは簡単でしょうね。
FogはBall Lightningや Hell’s Thunderそして Hellspark Elementalを転がしてくる旧来の赤単には強力なサイドカードです。しかし新しい赤単に対峙する際に、このカードがどうあなたを助けてくれるのか分かりません。Plated GeopedesやKargan Dragonlordsの様な場に残る脅威が主戦力となっているでしょうから。なので、一回限りのダメージ軽減手段より、確実な除去を積むべきだと思います。
Obstinate Balothはこのスロットに収まるよりよいカードだと思えます。赤単の大抵の脅威をブロックできるからです。しかしながら、恐ろしいことに、大抵の赤単はサイドにMark of Mutinyを取っています。2枚のTeetering Peaksを探して殴ってくるPrimeval Titanは恐ろしいものがあります。これはFogをサイドに採用する理由になりますが、それは他のマッチアップでも役に立つ追加の除去をサイドに用意しない理由にはなりません。
以上の様なことを考えて、変更を加えたものが下記のリストになります。もし明日トーナメントにでるとしたらこれで出るでしょう。
R/G Valakut Ramp
Suggested by Todd Anderson on 2010-10-03 as a potential deck for Standard
Maindeck:
Artifact Creatures
3 Wurmcoil Engine
Creatures
3 Avenger of Zendikar
4 Primeval Titan
Enchantments
4 Khalni Heart Expedition
Instants
3 Harrow
4 Lightning Bolt
4 Summoning Trap
Sorceries
4 Cultivate
4 Explore
Basic Lands
8 Forest
12 Mountain
Lands
1 Raging Ravine
2 Terramorphic Expanse
4 Valakut, the Molten Pinnacle
Sideboard:
2 Acidic Slime
4 Naturalize
2 Koth of the Hammer
3 Arc Trail
4 Pyroclasm
Summoning Trapおよびマナランプにおいてデッキの一貫性を増すために、大きな変更を加えています。
コスは(マナ加速という)このデッキの目的においては過剰だと考えました。しかし、UWコントロールに対しては非常に強力です。故にサイドボードに落としました。
ウラモグはキュートでしたが、彼の必要性には確信が持てませんでした。むしろ、そのスロットを使って(軽量の)除去を大量に詰め込みたいです。Arc Trailは緑系のアグロデッキに対して狂ったような強さを発揮します。除去を加えることで、Avenger またはTitanを召喚するまでの時間が稼げるようになります。
Wurmcoil Engineも新しく加えました。驚くべき強さの新参者です。現時点ではInferno Titanより明らかに良い選択で、このデッキの他のカードができない仕事をします。信じられないほど効率の良いコストに加え、除去されても分裂して戻ってきます。非ランプ系デッキに対して悪夢を与え、ボムの数が8枚から10枚となったことで、Summoning Trapもよりよいカードとなりました。
Oracle of Mul Dayaは強力なカードなのですが、2ターン目のマナ加速が8枚ない現状ではそれほどよいとは言えません。相手のLightning Boltを死に札にするためにも、彼女は抜きました。彼女抜きでも十分なランプ系スペルがあり、彼女はほとんどアタックもブロックもしません。彼女をカットして、他の追加のカードを入れる余地を作ることにしました。更なるマナ加速、土地、そしてボムのための、です。
Harrowを3枚に減らしたことに対して、不思議に思うかもしれませんが、これはカウンターされた際のリスクを考慮した結果です。Mana Leakは今もまだスタンダードで強い存在感を放っています。ランプデッキはそこかしこにいるのでこの呪文を使う人も増えるでしょう。引いてくるHarrowの数を抑えることで、(リークを打つ相手への)勝率が変わるでしょう。このカードが強力なことは理解していますが、これを抜いても十分なランプ系スペルはありますし、むざむざ対戦相手に勝つチャンスを過剰に提供する必要はないでしょう。
Terramorphic Expanseに関しては議論の余地がありますが、私はこれとその同型再版を数枚採用することにしました。私の主要な疑問点は、タップインランドは何枚までこのデッキでプレイできるのかということですが、このリストではそれを6枚まで減らしています。10枚使うよりはきっと良いはずです(this list reduced them to six, which isn’t too bad considering it used to be ten.)。
わたしがこのデッキを使わなかった主な理由は、タップ・イン・ランドの数が常識外れだったからでしたが、このリストではそれを6枚にまで減らしています。元々10枚だったことを考えれば悪くはないはずですが。
後は自動で組みあがる部分ですが、質問があれば気軽に投稿してください!
もしアグロデッキがPrimeval Titanをうっちゃる方法を解明したら、人々はもっとそちらにシフトするでしょう。そうなれば、UWデッキやエスパーデッキ、そしてPrimeval Titanに押さえつけられていたその他のデッキ達がまた人気を取り戻すでしょう。
Hopefully this weekend I’ll bring a spicy brew to the table that’ll smash ’em, giving me the trophy and a year’s supply of free Constructed tournaments(smash ’emの意味を非常に知りたいです、だれか教えてください).
Good luck and have fun!
Thanks for reading.
Todd
strong sad on MOL
http://www.starcitygames.com/magic/standard/20221_Constructed_Criticism_The_Axis_of_Primeval.html
STAR CITY GAMES様の記事です。
新スタンダード環境を席巻している2つのランプ系デッキ、エルドラージ・グリーンおよびヴァラクート・ランプについての記事です。NYでの結構大きな大会の1,2位のデッキリストを中心に考察をしています。
本文
評決の時が来ました!Primeval Titanは他を大きく引き離してのスタンダードでのベストカードです。そしてその勢いは衰えを知りません。先週末(10月1週)のニューヨークで行われたかなり規模の大きい5Kスタンダードとトーナメントにおいて、top16のうち8つは4枚のPrimeval Titanを含んだデッキでした(top16のデッキリスト:http://magic.tcgplayer.com/db/deck_search_result.asp?Location=2010%20TCGplayer%20Wizard%20World%20Series%20-%20NYC)。そして、そのうちの2つが1,2フィニッシュしたのです。
この結果は、あなたと、今週末(10月2週)行われる州選手権においてどういう意味をもつのでしょうか?あなたはPrimeval Titanを狙い打つべきなのか、それとも原始の軍門に下るべきなのでしょうか。現状、スタンダードには2つ強力なPrimeval Titanデッキが存在します:ヴァラクートとエルドラージ・グリーンです。正直どちらがよりよい選択なのかは分かりませんが、しかし個人的にはエルドラージ・グリーンのほうがタップインランドの少なさ故に好みです。また、実質ほとんど破壊されないEmrakul, the Aeons Tornにアクセスできる点もいいですね。
それぞれのデッキには長所と短所があり、今後数週間に行われる大会が、どちらが優れたデッキなのかをはっきりさせるでしょう。しかしどちらも強力なことには間違いなく、デッキの選択にはあなたの好みによる部分が大きいでしょう。今日は、両者のリストを精査して、ミラーマッチにどう対処すべきなのか、そしてメタゲームはどう動いていくのか、などについて考えてみたいと思います。
Mono-Green Eldrazi Ramp
数週前にもエルドラージ・グリーンについては少し話しましたが、(この記事のことです:
http://www.popjisyo.com/WebHint/AddHint.aspx?d=1&e=utf-8&r=j&s=0&du=&u=http%3a%2f%2fwww.starcitygames.com%2fmagic%2fstandard%2f20145_Constructed_Criticism_Eldrazi_for_a_New_World.html)今週はもう一度このデッキの基本をおさらいして、今週末想定すべきマッチアップについての考察を行います。まず、以下のリストをご覧ください。Tim LandaleをNYCの5Kトーナメントの決勝に導いたデッキです。
Eldrazi Ramp
A Standard deck, by Tim Landale
2nd place at a Miscellaneous tournament in New York City, New York, United States on 2010-10-03
Maindeck:
Artifacts
2 Everflowing Chalice
Artifact Creatures
3 Wurmcoil Engine
Creatures
4 Joraga Treespeaker
4 Overgrown Battlement
4 Primeval Titan
Instants
4 Summoning Trap
Legendary Creatures
1 Emrakul, the Aeons Torn
1 Kozilek, Butcher of Truth
1 Ulamog, the Infinite Gyre
Sorceries
2 Cultivate
4 Explore
4 Growth Spasm
Basic Lands
11 Forest
Lands
4 Eldrazi Temple
4 Khalni Garden
2 Mystifying Maze
4 Tectonic Edge
Legendary Lands
1 Eye of UginSideboard:
1 Wurmcoil Engine
3 Obstinate Baloth
2 Pelakka Wurm
4 Terastodon
2 Nature’s Claim
2 All Is Dust
1 Eye of Ugin
まず目に付く(前環境からの)大きな変更点はWurmcoil Engineの採用です。この3体のファッティはアグレッシヴなデッキとの対戦で大いにあなたを助けてくれるでしょう。土地を伸ばす間に失ったライフを埋めてくれるはずです。加えて、Wurmcoil EngineはDay of Judgmentや他の除去呪文で役目を終えない「脅威」です。さらにSummoning Trapのヒット率を僅かですが上げ、選択肢を増やします。
不幸なことに、Summoning Trapの空振りはしばしばゲームの終了を意味します。しかし、強大なエイリアンをヒットできることが、その空振りを埋め合わせします。これこそが私がこのカードを愛すると同時に憎んでいる理由です。
Trapで強大な脅威にヒットできた場合、でかいモンスターをずるして出せることに快感を覚えるでしょう。しかし、マナクリーチャーにヒットしたり、何にも当たらなかった場合はあなたのテンポを著しく損ない、耐え難いことになるでしょう。Wurmcoil Engineを加えることで、そういった可能性は僅かながら下がり、トーナメントから自ら退くような結果に繋がる可能性が減るでしょう。これはいいことです。
このデッキを選択する別な理由として、ヴァラクートに刺さるTectonic edgeが使える、という点があります。実際、Tectonic Edgeは大抵のデッキに刺さり、そしてこのデッキはこれを濫用できます。いつ何時も、Primeval Titanデッキは、相手を打ち倒す策を強力な土地基盤に依存しているからです。
時折、それはあなたへの脅威となっているミシュラランドに対処するためにも使われるでしょう。そして、対戦相手のヴァラクートがあなたを殺すために火を噴くこともあるかと思います。しかし、エルドラージのモンスター達にアクセスすることができるこのデッキは、”ランプ系同士のミラーマッチ”において大抵は(more often than not)勝つことができます。故に、週末の選択肢としてこれは強力でしょう。Timがヴァラクートに決勝で負けたことは知っていますが、それでも相性で勝っていると考えています。たった一つのマッチの結果で決断をしないでください。
このデッキについて知りたい日とは、私が2週間前に書いた記事に目を通してください。
http://www.popjisyo.com/WebHint/AddHint.aspx?d=1&e=utf-8&r=j&s=0&du=&u=http%3a%2f%2fwww.starcitygames.com%2fmagic%2fstandard%2f20145_Constructed_Criticism_Eldrazi_for_a_New_World.htm
R/G Valakut Ramp
もう一つの巨星はヴァラクート・ランプです。このデッキはローテーションにおいて、実質的にはなにも失っていません。私はSoM参入前のこのデッキはTier1または2という認識でしたが、現在は皆がこのデッキの強さに気づいたことで、主要なデッキになったと確信しています。
Tunnel Ignus (マナ加速した回数×3点)とLeonin Arbiterが刷られたことは、まだ皆にこの戦略の濫用を躊躇させる程の影響を与えていません。これの理由はどちらかでしょう:みんなstupidすぎてよいアグロデッキがつくれない、またはPrimeval Titanを打倒するよりはむしろ使いたがっている、の。
不幸なことに、世界選手権まで、スタンダードの大きな大会がありません。つまり、プロプレイヤーによる大きなイノベーションが提示されないであろうことを示しています。これは、もしあなたが革新的な発明に至れた場合、世界選手権以外のフィールドにおいて大きなアドバンテージを得られるということです。というよりは、誰にとってもインスピレーションを生かすチャンスがある、と言えるでしょう。典型的な「ネットデッキ」も洗練されておらず、トーナメントで優勝したデッキでさえも完璧とはいえないでしょうですからね。
ヴァラクートランプも決して完璧なデッキではありません。これは、現状のヴァラクートが、勝ち続けているにも関わらず、採用されているカードが非常に多様なことから分かります。勝ち手段、ランプ系スペルの数、そしてRaging Ravineを採用するか否かにおいてさえも、統一された答えは出ていません。例えば、このイベントで優勝したリストは2枚のKoths of the Hammerを含めていくつか面白いカードを使っています。but everything else seemed pretty much close to par(訳注:分からないです)。参照するためにそのリストを提示します。
R/G Valakut Ramp
A Standard deck, by Jack Vargas
1st place at a Miscellaneous tournament in New York City, New York, United States on 2010-10-03
Maindeck:
Creatures
4 Avenger of Zendikar
4 Oracle of Mul Daya
4 Primeval Titan
Enchantments
4 Khalni Heart Expedition
Instants
4 Harrow
4 Lightning Bolt
4 Summoning Trap
Planeswalkers
2 Koth of the Hammer
Sorceries
4 Cultivate
Basic Lands
8 Forest
12 Mountain
Lands
1 Raging Ravine
1 Terramorphic Expanse
4 Valakut, the Molten PinnacleSideboard:
2 Acidic Slime
2 Leyline of Punishment
4 Fog
4 Naturalize
1 Ulamog, the Infinite Gyre
2 All Is Dust
このリストをもう少し細部まで眺めて、彼のチョイスからなにが言及できるか、そしてこのデッキをどう改良できるか考えて見ましょう。
まず、Koth of the Hammerはクールなパーツの様に見えます。しかし、私はコスの有用性(utility)に納得がいっていません。このデッキの本質はコンボデッキであり、コスがその目的のためにどう手を貸してくれるのか私には分かりません。もちろん、何もない場において彼は素晴らしい活躍を見せますが、対戦相手が適切な脅威を場に用意すれば、彼は何度かのアタックの後に死んでしまうでしょう。Lightning Boltくらいしか彼を守れるものはありません。クリーチャーを焼くのにヴァラクートを用いるというのは、それらがあなたを今まさに殺さんというシチュエーション以外に想像ができません。彼が本当にこのデッキに加えてくれる物は、より大きい呪文を唱えるため、または1ターンに重量スペルを2階唱えるためのマナ加速しかありません。しかし、このデッキで本当に重要なスペルは緑のダブルシンボルを含んでいます。なので、マナプールに赤マナが沢山溜まることが、マッチにおいてあなたの目的達成の助けになるとは思えません。
コスはコントロール相手には素晴らしい脅威を提供してくれますが、それは使用者が彼の1番目の能力を濫用している場合です。デッキ内の12枚の山をプレイすることはコスを助けることになりますが、一方で山でない土地も大量にデッキに含んでいるので彼の能力を十分に生かしているとは言えません。これらの理由から私は、コスはサイドボードにおいてのみ居場所を見つけられると考えています。UWコントロールとの対戦においては輝きますが、あなたに攻撃をしてくる全てのデッキに対して弱いですからね。
Exploreがないのも私からしてみれば問題外です。私はExploreの熱心な支持者であり、Rampant Grothをローテーションで失ってからはとりわけそうです。私はこのリストがコンスタントに4ターン目にPrimeval Titanを召喚できるとは思いません。ランドをそろえる目的は彼を早期に出すことにあるのですけどねぇ。
ExploreはあなたがOracle of Mul Dayaを3ターン目にプレイする助けにもなります。彼女は3ターン目にこそ着地させたいカードで、それ以降のどのターンでも彼女の召喚は不都合があります。あなたのビッグスペルが使用可能になるターンが遅れれば、このフォーマットのどんなデッキもその隙を見過ごさないでしょう。なので、あなたの脅威を少しでも速くキャストするために、マナ加速をする必要があるのです。このフォーマットのどんなデッキを相手にした場合でも、1,2ターンの遅れは致命的で、Lightning Boltでもなければフルボッコにされてしまうでしょう。
ローテーションによって前環境のMythicバントが退場した今、Inferno Titanの様なカードは活躍する場を失っており、このリストからも抜かれています。しかし、このフォーマットがまだ幼年期であることを考えると、皆がそのうちLotus Cobraを継続して濫用する方法を見つけることが分かるでしょう(訳注:直訳です。この因果関係はよく分かりませんが…)。私はこのアーキタイプにおけるInferno Titanの熱心な支持者ですが、現環境の今現在においての脅威としてはAvenger of Zendikarの方が明らかに優れています。
Wurmcoil Engineもそのカテゴリ(フィニッシャーとしての「脅威」)におけるまた別の候補者です。除去耐性があり、lifelinkはゲームをひっくり返すことができます。今後出てくるであろうリストはこれらの脅威を更にたくさん含んでいることでしょう。
Avenger of ZendikarはこのデッキにおいてPrimeval Titanに次ぐ勝ち手段です。しかし皆がこのスロットをWurmcoil Engineに置き換えるであろうと容易に予想できます。1マナ低く、Day of Judgmentへの耐性も備えているからです。
私は、今現在はUWコントロールに実質的なチャンスはないと考えています。皆がPrimeval TitanをSummoning Trapでバックアップしている現状では。Mana Leakのファンにはとても残念なニュースです。でも、彼らが座して死を待つとも思えません。
Jace, the Mind Sculptorは強力なプレインズウォーカーです。そして皆70$以上の投資をした見返りを手に入れたがるでしょう。もしWUコントロールが1月以内に人気が出るようなら、AvengerではなくGaea’s Revengeの様なカードが脅威として選択されるかもしれません。
このリストは土地を26枚しか含んでいませんが、これは過去数ヶ月のうちに私が見た他のリストと比べると2枚少ないです。このデッキに土地を何枚入れるべきか、確定したことは言えませんが、私は土地を、他のリストと比べると多めに入れる傾向があります。しかし、状況は大分変わっています。マナ加速を増やすのなら、土地は多少減らすほうが正しいでしょう。
しかし、私はKhalni Heart ExpeditionやOracle of Mul Dayaを27枚の土地で運用したいとは思いません。なので、安全のために28枚丁度の土地を入れると思います。ゼンディカーブロック構築において、いくつかのランプデッキが29枚または30枚の土地を入れていましたが、それらはその分ランプ系スペルが減らされています。故にこれが一つの基準値といえるでしょう。このデッキは土地を大量に引くことを当てにしているので、それが十分にできないと壊滅的なことになります。
私が見た他のリストではTerramorphic Expanseとその同型再録をさらに沢山使っていました。大抵のリストにおいては6枚程度のTerramorphic ExpanseとEvolving Wildが使われていました。これらは実質的にヴァラクートのための山とカウントしてよいデュアルランドです。序盤はランプ系スペルを唱えるために必要な森となり、ゲーム後半ではヴァラクートをインスタントタイミングで起動できる利点があります。しかしながら、タップインは大きなデメリットです。
ちゃんと私が理解できているかは分かりませんが、Leyline of Punishment以外のサイドボードはかなり堅実に作られている様に思えます。しかしLeyline of Punishmentは理解できません。このカードで完全にシャットダウンできるのは、この環境ではSafe Passageくらいです。しかしそれはとても用途の狭いカードです。このカードではLeyline of Sanctityをとめられません。Leyline of Sanctityは対象にとることを防ぐだけですからね。また、ライフを得ることをケアする必要はほとんどないでしょう。Soul Wardenはもう環境に居ないのですから。私ならこのスロットをもっと生産的なものに代えます。
The Ulamog, the Infinite Gyrerという秘密兵器はとても興味深いです。しかし大抵の人はなぜ彼がそこにいるのか理解できないと思います。私も彼がどうしても必要だとは思えませんが、おもしろい考えだと思います。この環境の脅威はヴァラエティに富んでいるので、とても面白いサイドカードだと思います。このスタンダード環境は過去最大の脅威の多様化を見せています―土地、アーティファクト、エンチャント、そしてプレインズウォーカーと。
ヴァラクートとミシュラランドが環境の土地基盤を支配している現状、それらに対処できるカードを持つことは重要です。プレインズウォーカーに対してもそうです。運がよければ、Summoning Trapでヒットしてノックアウト、ということもあるでしょうね。一枚だとそうそうそんなことは起きませんが…加えて、彼は墓地のカードをライブラリーに戻すことができます。「石臼」デッキと対戦するようなことがあれば、強力な対策になるでしょう。
サイドボードからのAll Is DustはPyroclasmにするべきかもしれません。コストがとても重く、一掃系のカードはFauna Shamanや Birds of Paradiseを中心に組んだアグロデッキとのマッチアップで必要になると考えているからです。一方で、All Is Dustはプレインズウォーカーコントロールに対しての効果が大きいですが、そのデッキ相手に、この呪文を通したいときに通るとは思えません。加えて、Lotus Cobraデッキとのマッチアップに対する備えはコントロールへのそれより必要でしょう。この変更を加えるのは簡単でしょうね。
FogはBall Lightningや Hell’s Thunderそして Hellspark Elementalを転がしてくる旧来の赤単には強力なサイドカードです。しかし新しい赤単に対峙する際に、このカードがどうあなたを助けてくれるのか分かりません。Plated GeopedesやKargan Dragonlordsの様な場に残る脅威が主戦力となっているでしょうから。なので、一回限りのダメージ軽減手段より、確実な除去を積むべきだと思います。
Obstinate Balothはこのスロットに収まるよりよいカードだと思えます。赤単の大抵の脅威をブロックできるからです。しかしながら、恐ろしいことに、大抵の赤単はサイドにMark of Mutinyを取っています。2枚のTeetering Peaksを探して殴ってくるPrimeval Titanは恐ろしいものがあります。これはFogをサイドに採用する理由になりますが、それは他のマッチアップでも役に立つ追加の除去をサイドに用意しない理由にはなりません。
以上の様なことを考えて、変更を加えたものが下記のリストになります。もし明日トーナメントにでるとしたらこれで出るでしょう。
R/G Valakut Ramp
Suggested by Todd Anderson on 2010-10-03 as a potential deck for Standard
Maindeck:
Artifact Creatures
3 Wurmcoil Engine
Creatures
3 Avenger of Zendikar
4 Primeval Titan
Enchantments
4 Khalni Heart Expedition
Instants
3 Harrow
4 Lightning Bolt
4 Summoning Trap
Sorceries
4 Cultivate
4 Explore
Basic Lands
8 Forest
12 Mountain
Lands
1 Raging Ravine
2 Terramorphic Expanse
4 Valakut, the Molten Pinnacle
Sideboard:
2 Acidic Slime
4 Naturalize
2 Koth of the Hammer
3 Arc Trail
4 Pyroclasm
Summoning Trapおよびマナランプにおいてデッキの一貫性を増すために、大きな変更を加えています。
コスは(マナ加速という)このデッキの目的においては過剰だと考えました。しかし、UWコントロールに対しては非常に強力です。故にサイドボードに落としました。
ウラモグはキュートでしたが、彼の必要性には確信が持てませんでした。むしろ、そのスロットを使って(軽量の)除去を大量に詰め込みたいです。Arc Trailは緑系のアグロデッキに対して狂ったような強さを発揮します。除去を加えることで、Avenger またはTitanを召喚するまでの時間が稼げるようになります。
Wurmcoil Engineも新しく加えました。驚くべき強さの新参者です。現時点ではInferno Titanより明らかに良い選択で、このデッキの他のカードができない仕事をします。信じられないほど効率の良いコストに加え、除去されても分裂して戻ってきます。非ランプ系デッキに対して悪夢を与え、ボムの数が8枚から10枚となったことで、Summoning Trapもよりよいカードとなりました。
Oracle of Mul Dayaは強力なカードなのですが、2ターン目のマナ加速が8枚ない現状ではそれほどよいとは言えません。相手のLightning Boltを死に札にするためにも、彼女は抜きました。彼女抜きでも十分なランプ系スペルがあり、彼女はほとんどアタックもブロックもしません。彼女をカットして、他の追加のカードを入れる余地を作ることにしました。更なるマナ加速、土地、そしてボムのための、です。
Harrowを3枚に減らしたことに対して、不思議に思うかもしれませんが、これはカウンターされた際のリスクを考慮した結果です。Mana Leakは今もまだスタンダードで強い存在感を放っています。ランプデッキはそこかしこにいるのでこの呪文を使う人も増えるでしょう。引いてくるHarrowの数を抑えることで、(リークを打つ相手への)勝率が変わるでしょう。このカードが強力なことは理解していますが、これを抜いても十分なランプ系スペルはありますし、むざむざ対戦相手に勝つチャンスを過剰に提供する必要はないでしょう。
わたしがこのデッキを使わなかった主な理由は、タップ・イン・ランドの数が常識外れだったからでしたが、このリストではそれを6枚にまで減らしています。元々10枚だったことを考えれば悪くはないはずですが。
後は自動で組みあがる部分ですが、質問があれば気軽に投稿してください!
もしアグロデッキがPrimeval Titanをうっちゃる方法を解明したら、人々はもっとそちらにシフトするでしょう。そうなれば、UWデッキやエスパーデッキ、そしてPrimeval Titanに押さえつけられていたその他のデッキ達がまた人気を取り戻すでしょう。
Hopefully this weekend I’ll bring a spicy brew to the table that’ll smash ’em, giving me the trophy and a year’s supply of free Constructed tournaments(smash ’emの意味を非常に知りたいです、だれか教えてください).
Good luck and have fun!
Thanks for reading.
Todd
strong sad on MOL
コメント
リンクさせていただきました。
them=UWデッキやエスパーデッキ、そしてPrimeval Titan
ではないかと。
今週末、UWデッキやエスパーデッキ、そしてPrimeval Titanを倒せるようなデッキを大会に持ち込むつもりなので、優勝トロフィーと大会参加費一年分タダ券を獲得できるといいな。
位の意味でしょうか。
’emがthemの短縮形だとは…もしかして凄く基本的なことなんですかね。
今まで見たことなかったけど
それ以外は標準に近いようです。
コスなど数枚以外は平均的なヴァラクート・ランプであると言いたいのでしょう。
>However, seeing as the format is still in its infancy, you can bet people will figure out how to continually abuse Lotus Cobra.
意味は合ってます。
Mythic Bantは、タフネス1のマナ・クリーチャーを12枚(《極楽鳥》《貴族の教主》《水蓮のコブラ》)入れたデッキでした。
《貴族の教主》は環境から去りますが、同様の構造のデッキはこれから出てくるかもしれず、《業火のタイタン》はそのとき活躍するだろう、ということが言いたいのではないでしょうか。
>My main argument for not playing this deck was the absurd number of lands entering the battlefield tapped, but this list reduced them to six, which isn’t too bad considering it used to be ten.
わたしがこのデッキを使わなかった主な理由は、タップ・イン・ランドの数が常識外れだったからでしたが、このリストではそれを6枚にまで減らしています。元々10枚だったことを考えれば悪くはないはずですが。
>’emがthemの短縮形だとは…もしかして凄く基本的なことなんですかね。
英語の教科書には出てきませんもんね・・・。
>par
parは「標準的」というニュアンスなのですね。
>コブラ
環境が成熟するとコブラが使われる様な因果関係があるのか?と勝手に悩んでしまいました。単純に、今はないけどmythicの様なデッキが今後出てくるかもしれないという意味ですね。
>my main~
優勝デッキのタップインが6枚、改良したほうが7枚だったので、10という数がどこから出てきたのか分からず、戸惑っていました。10枚というのは「典型的なヴァラクート」の値ですかね?
しかし、その前の私の文は意訳という範疇を超えてますね。指摘ありがとうございます、修正します。訳例拝借します。
>10枚というのは「典型的なヴァラクート」の値ですかね?
そういうつもりでしょう。
>大抵のリストにおいては6枚程度のTerramorphic ExpanseとEvolving Wildが使われていました。
と書かれていますが、この他に《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》が4枚入るはずですから、都合10枚です。
>すみません、質問されているのを見過ごしていました。
いえ、こちらこそ勘違いで質問してすみません