Posted by Brad Nelson
Cannel Fireball様の記事です
http://www.channelfireball.com/articles/fffreaky-friday-decks-to-conquer-states-with/
FFfreakことBrad Nelsonが州別選手権に向けた新スタンのデッキについて語っています。
プロツアーサンファンで活躍したRUGビッグマナとエルドラージランプを、いかにしてスタン用にアップデートするかということについてです。RUGについてはスタンダード版へアップデートした際のカードの取捨選択理由を、エルドラージランプについてはSoMで出てきたアンチカードへの雑感やサイドプランについて述べています。分割します。
本家は記事内にカードが画像付で載ってるので、ずらっとカード並べてるくだりは本家を参照したほうが見やすいと思います。
前置き
~「君はプロツアー等で目覚しい活躍していまやレベル8プレイヤーだけど、州別選手権で勝ったことはあるのかい?」と煽られたNelson(州別選手権では優勝したことがない)は新スタンダードで行われるそれへのモチベーションが上がったのであった。元々、州のMTGプレイヤーが一つ屋根の下で楽しむ州別選手権は、nelsonにとって世界選手権の次に好きなイベントである(りゅーさんっぽく枝葉をばっさり削ってみる)~
本題
このトーナメントに備えるために、二つの方針があります。
一つ目として、私は州別選手権ではいつも能動的なデッキを構築します。州別選手権ではどんな新しいデッキがでてくるか予測がつかないため、コントロールよりのアーキタイプで最適なスペルの配分を求める方法をとるのは難しいからです。コントロールデッキは大好きですが、それはどんな戦場に向かうか把握できている場合に限ります。いろんなデッキが出てくる様なフォーマットでは、単純にデックパワーのある戦略をとるべきだと考えています。
二つ目として、そのパワフルな戦略は前ブロック構築と前スタンダードから探すということです。沢山のブロック構築のプレイヤーの助けを借りることで、そのフォーマットでどんなデッキが有効でどんな戦略が機能しなかったか私には既に分かっています。このことは、私の調整時間を大幅に割いてくれるでしょう。新しいデッキをデザインするのは好きですが、それにはトーナメントまで2週間では短すぎます。こういった理由で州別選手権ではいつも既存の戦略を使っています。マイアに構ってやるのは世界選手権まで待つ事にしましょう。
プロツアーサンファンの結果を振り返って、最もパワフルなデッキがRUGであったことは否定するのは難しいでしょう。このデッキはMichael JacobがデザインしたものをChannelfireballの面子がゆっくりと調整していったものです。PVとJosh Utter-LeytonをTop8に送り込みました。
1 Evolving Wilds
3 Forest
3 Halimar Depths
4 Island
2 Kazandu Refuge
4 Misty Rainforest
3 Mountain
4 Raging Ravine
4 Scalding Tarn
2 Avenger of Zendikar
3 Goblin Ruinblaster
4 Lotus Cobra
3 Oracle of Mul Daya
2 Sphinx of Lost Truths
4 Burst Lightning
2 Comet Storm
2 Deprive
4 Explore
2 Flame Slash
4 Jace, the Mind Sculptor
Sideboard
1 Cunning Sparkmage
1 Deprive
2 Flame Slash
1 Forked Bolt
1 Goblin Ruinblaster
1 Hellkite Charger
1 Mold Shambler
1 Rampaging Baloths
2 Searing Blaze
2 Spell Pierce
2 Vapor Snare
このデッキを見たあなたはいくらか奇妙なデッキだと感じるでしょう。(プロツアーには)場違いな代物に見えるかもしれませんが、その実これが調整の産物なのです。このデッキはとても柔軟かつパワフルで、Statesのためにこれを調整するのはよい選択だと思います。メタゲームに即して簡単にデッキをシフトできますし、Jace, the Mind Sculptorをもっとも上手く扱えるのもこのデッキだと考えています。
(SOMおよびM11から)このデッキに加えられそうなカードは以下のようなものがあります。
Lightning Bolt
Trinket Mage
Mana Leak
Obstinate Baloth
Primeval Titan
Cultivate
Inferno Titan
Pyroclasm
Destructive Force
Volition Reins
Ratchet Bomb
Preordain
このデッキに入れられるであろうカードはこれらで全てです。このデッキはまだまだ伸びしろがあります。
RUGデッキのアップデート
まず最初に行うのはデッキのコアとなる部分を明確にすることです。
4 Explore
4 Jace the Mind Sculptor
4 Lotas Cobra
4 Oracle of Mul Dayas
1 Avenger of Zendikar
4 Raging Ravine
4 Misty Rainforest
4 scalding Tarn
1 Evolving Wilds
これらがプロツアーにおいてこのデッキのコアとなっていた部分です。このデッキに対して様々な調整を行いましたが、これらが抜けることはありませんでした。
まず最初にデッキに加えるものとして、Michael Jacobが提唱したシナジーがあります。私たちは2日前にこのデッキについて議論を行い、その際に彼はPreordainはこのデッキに非常に合致していることを指摘しました。理由として、まず1ターン目に青マナを手にするのが難しいデッキではないこと。そしてそして2ターン目Lotus Cobraから3ターン目フェッチ経由での5マナ捻出→Preordain + Jace, the Mind Sculptor(または他の4マナスペル)の動きができること、があります。Preordainによってサイドインしたカードが使いやすくなるという利点もあります。
PLUS 4*Preordain
これで現状のデッキは
4 Preordain, 4 Lotus Cobra, 4 Explore, 4 Jace, the Mind Sculptor, 3 Oracle of Mul Daya
の19枚の呪文となりました。ブロック構築では、このデッキを動かすのに最低28枚の土地が必要でしたが、4枚のPreordainのおかげでおそらく27枚でも回せるでしょう。つまり残りのスロットは14枚です。
このデッキの方向性は多岐に渡ります。どの方向に進むかは、メタゲームをどう予測するかによるでしょう。メインデッキは仮想敵3種類のうち2種類に勝てるようにデザインできます。3種類というのは、AgroとComboとControlです。このフォーマットでコンボデッキといえるのは実はRampデッキなので、Goblin Ruinblasterがよく効きます。こいつはコントロールにも強いえらいやつですがアグロには弱いです。
次に行うのは、このデッキに入るであろうカードをリストにすることです。私が最初に検討しようと考えたのは以下のカード群です。
Lightning Bolt
Burst Lightning
Flame Slash
Sea Gate Oracle
Scroll Thief
Cultivate
Mana Leak
Comet Storm
Chandra Nalaar
Avenger of Zendikar
Rampaging Baloth
Wurmcoil engine
Goblin Ruinblaster
Lodestone Golem
Nest Invader
Ratchet Bombs
Obstinate Baloth
Inferno Titan
Pyroclasm
Jace’s Ingenuity
Sphinx of Lost Truths
Tectonic Edge
Deprive
Destructive Force
次に検討すべきはこのフォーマットがどんな環境になるか、です。恐らく皆、Valakut Rampや Eldrazi Ramp,そして様々なヴァリエーションのaggro decksをプレイするでしょう。コントロールに対する備えを考慮する必要はありません―このデッキにとって既に有利なマッチアップですからね。サイドボードにいくらかのカードを割く事でさらに有利になるでしょう。
なので、このデッキの初期段階としてまずアグロとランプに強いデッキを組もうと考えました。そのためにまず必要なのはLightning Boltです。貴方のライフとJaceを守ることこそがそれらのデッキに勝つ唯一の手段であり、それを可能にするカードです。これは長期戦向けのデッキで、その土俵まで生き残る手段が必要なのです。またひとつ考慮すべき点として、Ramp side(訳注:マナ加速?)がもう一枚必要だ、という点があります。Pilgrim’s Eye, Sea Gate Oracle, そして Growth Spasmなどを試しましたが、私はここにはCultivateがぴったりであると考えています。上陸関連のカードのサポートにもなりますしね。
PLUS 4*Lightning Bolt 1*cultivate
このデッキの勝利手段はそんなにたくさん必要ありません。短い時間で多数の山札を掘れるので2枚もあれば十分なのです。また、Raging Ravine, Oracle of Mul Dayaそして Lotus Cobra.でのビートで買ってしまうこともあります。そんなわけで、勝ち手段としてはWurmcoil Engineがベストだと考えています。アグロデッキとの対戦で重宝しますし、コントロール相手でも一度で殺せないので優秀です。Avenger of ZendikarはRampデッキをより迅速に倒す手段として有用ですが、Rampへの対策は別なカードを用いることにします2体のWurmcoil Engineをプレイするのはとても楽しいです。
PLUS 2* Wurmcoil Engine
ブロック構築バージョンではSphinx of Lost Truthsを常に使っていました。いいカードなのですが、スタンダード版ではJace’s Ingenuityの方がいいと考えています。多少効率は悪いですが、インスタントタイミングで唱えることができます。Sphinx の大型飛行生物としての価値はアグロデッキおよび他のジェイスdeckと対戦したときにしかありません。他の場合はスペルであるほうが有利に働くと考えています。このカードがどの程度有用か分からなかったので、とりあえず2枚採用しました。
PLUS 2*Jace’s INgenuity
Michael Jacobと私の議論の中ででてきたもっとも面白いアイディアは、Comet Stormをなにで置き換えるか、ということでした。Comet Stormはこのデッキにおいて重要な位置を占めています。軽いクリーチャーをなぎ払うことについては素晴らしい仕事をしますが、一方で大型生物を処理するのは難しいカードです。Chandra Nalaarにはこういった問題がありません。Chandra Nalaarは他のプレインズウォーカーに対しても、奥義にたどり着くのを妨げるという点で、いい仕事をします。十分によいカードとは断定できませんが、試してみる価値はあると思います。このデッキはプレインズウォーカーと相性がいいですし。
PLUS 1*Chandra Nalaar
残ったスロットは軽量スペルに当てました。このデッキはコントロールデッキではないですが、序盤のカードを打ち消すことには大きな意味があります。そこで2枚のMana Leakをデッキに加えました。また、対戦相手をより焼き殺しやすくなるように、そしてクリーチャに対処するために、Burst Lightningをデッキに加えました。これら2種を加えてデッキが完成しました。
4 Preordain
4 Lightning Bolt
2 Burst Lightning
4 Lotus Cobra
4 Explore
2 Mana Leak
1 Cultivate
3 Oracle of Mul Daya
4 Jace, the Mind Sculptor
1 Chandra Nalaar
2 Wurmcoil Engine
2 Jaces Ingenuity
2 Copperline Gorge
4 Scalding Tarn
2 Halimar Depths
3 Mountain
4 Misty Rainforest
4 Island
1 Evolving Wilds
3 Forest
4 Raging Ravine
Copperline Gorgeはデッキとの相性が悪いと思う人もいるかと思いますがが、私はそうは思いません。Kazandu Refugeが1-2ターン目のスムーズなマナ生産をどれだけ阻害してきたことか!またこのカードを入れることにより島を入れる余裕が生じます。非常にエキサイティングなデッキが出来たと思います。
今現在サイドボードを作るとしたら、下記のようにするでしょう。
1 pyroclasm
1 Avenger of Zendikar
4 Goblin Ruinblaster
1 Tectonic Edge
1 Mana Leak
3 Lodestone Golem
3 Ratchet Bomb
1 Volition Reins
まぁ、サイドは手当たり次第、試したいカードをつめてみただけなのですが。
エルドラージランプ編に続く
Cannel Fireball様の記事です
http://www.channelfireball.com/articles/fffreaky-friday-decks-to-conquer-states-with/
FFfreakことBrad Nelsonが州別選手権に向けた新スタンのデッキについて語っています。
プロツアーサンファンで活躍したRUGビッグマナとエルドラージランプを、いかにしてスタン用にアップデートするかということについてです。RUGについてはスタンダード版へアップデートした際のカードの取捨選択理由を、エルドラージランプについてはSoMで出てきたアンチカードへの雑感やサイドプランについて述べています。分割します。
本家は記事内にカードが画像付で載ってるので、ずらっとカード並べてるくだりは本家を参照したほうが見やすいと思います。
前置き
~「君はプロツアー等で目覚しい活躍していまやレベル8プレイヤーだけど、州別選手権で勝ったことはあるのかい?」と煽られたNelson(州別選手権では優勝したことがない)は新スタンダードで行われるそれへのモチベーションが上がったのであった。元々、州のMTGプレイヤーが一つ屋根の下で楽しむ州別選手権は、nelsonにとって世界選手権の次に好きなイベントである(りゅーさんっぽく枝葉をばっさり削ってみる)~
本題
このトーナメントに備えるために、二つの方針があります。
一つ目として、私は州別選手権ではいつも能動的なデッキを構築します。州別選手権ではどんな新しいデッキがでてくるか予測がつかないため、コントロールよりのアーキタイプで最適なスペルの配分を求める方法をとるのは難しいからです。コントロールデッキは大好きですが、それはどんな戦場に向かうか把握できている場合に限ります。いろんなデッキが出てくる様なフォーマットでは、単純にデックパワーのある戦略をとるべきだと考えています。
二つ目として、そのパワフルな戦略は前ブロック構築と前スタンダードから探すということです。沢山のブロック構築のプレイヤーの助けを借りることで、そのフォーマットでどんなデッキが有効でどんな戦略が機能しなかったか私には既に分かっています。このことは、私の調整時間を大幅に割いてくれるでしょう。新しいデッキをデザインするのは好きですが、それにはトーナメントまで2週間では短すぎます。こういった理由で州別選手権ではいつも既存の戦略を使っています。マイアに構ってやるのは世界選手権まで待つ事にしましょう。
プロツアーサンファンの結果を振り返って、最もパワフルなデッキがRUGであったことは否定するのは難しいでしょう。このデッキはMichael JacobがデザインしたものをChannelfireballの面子がゆっくりと調整していったものです。PVとJosh Utter-LeytonをTop8に送り込みました。
1 Evolving Wilds
3 Forest
3 Halimar Depths
4 Island
2 Kazandu Refuge
4 Misty Rainforest
3 Mountain
4 Raging Ravine
4 Scalding Tarn
2 Avenger of Zendikar
3 Goblin Ruinblaster
4 Lotus Cobra
3 Oracle of Mul Daya
2 Sphinx of Lost Truths
4 Burst Lightning
2 Comet Storm
2 Deprive
4 Explore
2 Flame Slash
4 Jace, the Mind Sculptor
Sideboard
1 Cunning Sparkmage
1 Deprive
2 Flame Slash
1 Forked Bolt
1 Goblin Ruinblaster
1 Hellkite Charger
1 Mold Shambler
1 Rampaging Baloths
2 Searing Blaze
2 Spell Pierce
2 Vapor Snare
このデッキを見たあなたはいくらか奇妙なデッキだと感じるでしょう。(プロツアーには)場違いな代物に見えるかもしれませんが、その実これが調整の産物なのです。このデッキはとても柔軟かつパワフルで、Statesのためにこれを調整するのはよい選択だと思います。メタゲームに即して簡単にデッキをシフトできますし、Jace, the Mind Sculptorをもっとも上手く扱えるのもこのデッキだと考えています。
(SOMおよびM11から)このデッキに加えられそうなカードは以下のようなものがあります。
Lightning Bolt
Trinket Mage
Mana Leak
Obstinate Baloth
Primeval Titan
Cultivate
Inferno Titan
Pyroclasm
Destructive Force
Volition Reins
Ratchet Bomb
Preordain
このデッキに入れられるであろうカードはこれらで全てです。このデッキはまだまだ伸びしろがあります。
RUGデッキのアップデート
まず最初に行うのはデッキのコアとなる部分を明確にすることです。
4 Explore
4 Jace the Mind Sculptor
4 Lotas Cobra
4 Oracle of Mul Dayas
1 Avenger of Zendikar
4 Raging Ravine
4 Misty Rainforest
4 scalding Tarn
1 Evolving Wilds
これらがプロツアーにおいてこのデッキのコアとなっていた部分です。このデッキに対して様々な調整を行いましたが、これらが抜けることはありませんでした。
まず最初にデッキに加えるものとして、Michael Jacobが提唱したシナジーがあります。私たちは2日前にこのデッキについて議論を行い、その際に彼はPreordainはこのデッキに非常に合致していることを指摘しました。理由として、まず1ターン目に青マナを手にするのが難しいデッキではないこと。そしてそして2ターン目Lotus Cobraから3ターン目フェッチ経由での5マナ捻出→Preordain + Jace, the Mind Sculptor(または他の4マナスペル)の動きができること、があります。Preordainによってサイドインしたカードが使いやすくなるという利点もあります。
PLUS 4*Preordain
これで現状のデッキは
4 Preordain, 4 Lotus Cobra, 4 Explore, 4 Jace, the Mind Sculptor, 3 Oracle of Mul Daya
の19枚の呪文となりました。ブロック構築では、このデッキを動かすのに最低28枚の土地が必要でしたが、4枚のPreordainのおかげでおそらく27枚でも回せるでしょう。つまり残りのスロットは14枚です。
このデッキの方向性は多岐に渡ります。どの方向に進むかは、メタゲームをどう予測するかによるでしょう。メインデッキは仮想敵3種類のうち2種類に勝てるようにデザインできます。3種類というのは、AgroとComboとControlです。このフォーマットでコンボデッキといえるのは実はRampデッキなので、Goblin Ruinblasterがよく効きます。こいつはコントロールにも強いえらいやつですがアグロには弱いです。
次に行うのは、このデッキに入るであろうカードをリストにすることです。私が最初に検討しようと考えたのは以下のカード群です。
Lightning Bolt
Burst Lightning
Flame Slash
Sea Gate Oracle
Scroll Thief
Cultivate
Mana Leak
Comet Storm
Chandra Nalaar
Avenger of Zendikar
Rampaging Baloth
Wurmcoil engine
Goblin Ruinblaster
Lodestone Golem
Nest Invader
Ratchet Bombs
Obstinate Baloth
Inferno Titan
Pyroclasm
Jace’s Ingenuity
Sphinx of Lost Truths
Tectonic Edge
Deprive
Destructive Force
次に検討すべきはこのフォーマットがどんな環境になるか、です。恐らく皆、Valakut Rampや Eldrazi Ramp,そして様々なヴァリエーションのaggro decksをプレイするでしょう。コントロールに対する備えを考慮する必要はありません―このデッキにとって既に有利なマッチアップですからね。サイドボードにいくらかのカードを割く事でさらに有利になるでしょう。
なので、このデッキの初期段階としてまずアグロとランプに強いデッキを組もうと考えました。そのためにまず必要なのはLightning Boltです。貴方のライフとJaceを守ることこそがそれらのデッキに勝つ唯一の手段であり、それを可能にするカードです。これは長期戦向けのデッキで、その土俵まで生き残る手段が必要なのです。またひとつ考慮すべき点として、Ramp side(訳注:マナ加速?)がもう一枚必要だ、という点があります。Pilgrim’s Eye, Sea Gate Oracle, そして Growth Spasmなどを試しましたが、私はここにはCultivateがぴったりであると考えています。上陸関連のカードのサポートにもなりますしね。
PLUS 4*Lightning Bolt 1*cultivate
このデッキの勝利手段はそんなにたくさん必要ありません。短い時間で多数の山札を掘れるので2枚もあれば十分なのです。また、Raging Ravine, Oracle of Mul Dayaそして Lotus Cobra.でのビートで買ってしまうこともあります。そんなわけで、勝ち手段としてはWurmcoil Engineがベストだと考えています。アグロデッキとの対戦で重宝しますし、コントロール相手でも一度で殺せないので優秀です。Avenger of ZendikarはRampデッキをより迅速に倒す手段として有用ですが、Rampへの対策は別なカードを用いることにします2体のWurmcoil Engineをプレイするのはとても楽しいです。
PLUS 2* Wurmcoil Engine
ブロック構築バージョンではSphinx of Lost Truthsを常に使っていました。いいカードなのですが、スタンダード版ではJace’s Ingenuityの方がいいと考えています。多少効率は悪いですが、インスタントタイミングで唱えることができます。Sphinx の大型飛行生物としての価値はアグロデッキおよび他のジェイスdeckと対戦したときにしかありません。他の場合はスペルであるほうが有利に働くと考えています。このカードがどの程度有用か分からなかったので、とりあえず2枚採用しました。
PLUS 2*Jace’s INgenuity
Michael Jacobと私の議論の中ででてきたもっとも面白いアイディアは、Comet Stormをなにで置き換えるか、ということでした。Comet Stormはこのデッキにおいて重要な位置を占めています。軽いクリーチャーをなぎ払うことについては素晴らしい仕事をしますが、一方で大型生物を処理するのは難しいカードです。Chandra Nalaarにはこういった問題がありません。Chandra Nalaarは他のプレインズウォーカーに対しても、奥義にたどり着くのを妨げるという点で、いい仕事をします。十分によいカードとは断定できませんが、試してみる価値はあると思います。このデッキはプレインズウォーカーと相性がいいですし。
PLUS 1*Chandra Nalaar
残ったスロットは軽量スペルに当てました。このデッキはコントロールデッキではないですが、序盤のカードを打ち消すことには大きな意味があります。そこで2枚のMana Leakをデッキに加えました。また、対戦相手をより焼き殺しやすくなるように、そしてクリーチャに対処するために、Burst Lightningをデッキに加えました。これら2種を加えてデッキが完成しました。
4 Preordain
4 Lightning Bolt
2 Burst Lightning
4 Lotus Cobra
4 Explore
2 Mana Leak
1 Cultivate
3 Oracle of Mul Daya
4 Jace, the Mind Sculptor
1 Chandra Nalaar
2 Wurmcoil Engine
2 Jaces Ingenuity
2 Copperline Gorge
4 Scalding Tarn
2 Halimar Depths
3 Mountain
4 Misty Rainforest
4 Island
1 Evolving Wilds
3 Forest
4 Raging Ravine
Copperline Gorgeはデッキとの相性が悪いと思う人もいるかと思いますがが、私はそうは思いません。Kazandu Refugeが1-2ターン目のスムーズなマナ生産をどれだけ阻害してきたことか!またこのカードを入れることにより島を入れる余裕が生じます。非常にエキサイティングなデッキが出来たと思います。
今現在サイドボードを作るとしたら、下記のようにするでしょう。
1 pyroclasm
1 Avenger of Zendikar
4 Goblin Ruinblaster
1 Tectonic Edge
1 Mana Leak
3 Lodestone Golem
3 Ratchet Bomb
1 Volition Reins
まぁ、サイドは手当たり次第、試したいカードをつめてみただけなのですが。
エルドラージランプ編に続く
コメント
翻訳記事の方、いつも楽しみに読ませて頂いております。
この度、私も記事の翻訳にトライしてみようと思い立ち、実際に記事を訳してみましたが、
その記事がペンティーノ様の今回の翻訳と被ってしまいました。
拙い訳ではありますが、消してしまうのも忍びないと思いとりあえずアップしています。
自分の日記で公開しておりますが、ご迷惑ではないでしょうか。
個人的には他の人がどう訳すのかはとても興味があるので翻訳被りは大歓迎です
お言葉に甘えて、記事の方はそのままにさせて頂きます。
MOの方でもWinter_Orbで活動しておりますので、トーナメント等でお会いした折にはどうかお手柔らかにお願い致します。