M10ドラ雑感：青大好き編

2009年9月6日コメント (1)

　割と好調でQP15点M10ドラで集める勢い。初期はけっこう負けが込んだが青を積極的に狙うようにしてから勝て始めた。
　
　防御よりの生物が多いから、地上生物は他の環境より膠着状態に陥りやすい。並べた生物の数に関係なくタフ高いの出たらとりあえず止まるので、生物のスロットをルーターやフライヤーに割ける青は構造的に有利なんだろう。
　古典的な「地上止めて空から殴る」以外にダメ通すプランがM10では描けきにくい。白黒緑あたりには他の環境では中堅と評価されるであろう地上アタッカーの数が揃ってるけど「どうせこいつらすぐ止まるんだよな･･･」という目でしか見れなくなってきた。膠着して生物が地上でだぶついてるのはそれだけでディスアドバンテージである。棍棒トロールレベルでないとアタッカーと思えない。

　アラーラ関連のドラフトだと
　・賛美での打点の高いビートができたり
　・防御型の生物が少ないため、相打ちと除去を繰り返して無人の荒野が形成されてたり
して膠着しづらかったと思う。

　こういう僕の高い青評価とうらはらに4322及びswiss界隈では取り立てて青が人気なわけではないので青に行くことが多い。

　UG(ｔR)
　UW
　UB

の順に好きである。緑と白はとにかく地上を止めやすく、青の相方として申し分ない。緑はpacifismやタッパのある白ほど生物制圧力は無いが、常にタッチ3色目を狙えるというオプションがある。稲妻や火の玉タッチをレインジャーやランパンから打つデッキができると回しててとても楽しい。序盤ぐだらせるというプランと3色目タッチは相性のいい作戦である。
　黒は白緑ほど生物が磐石ではないが戦闘にかかわらない生物を直接除去できるという安心感がある。骸骨や海亀で地上をとめることになる。
　赤は試す機会が一回しかないのでよく分からないのだが、スペル偏重のデッキになり、どうでもいい生物に除去を打たざるを得なかったりしてあまり印象がよくない。

　とか思って飛行で殴るだけがこの環境の勝ち筋じゃんという結論に至っていたのだが、最近他のブログ等で赤緑系のアグロが速攻でライフ削れるよという情報を読んだ。くーやんさん含む複数の方がそんなことを書いている。僕がゴミだと思っていたカードが有効牌になってたりする。できたデッキリストを見ると強そうには見えない（失礼）ので、試すのは勇気がいるが、青が薄いときに試してみようかなと思う。

　

　
　